久しぶりに美術ネタであります。
いやなに突然フェルメールについて。
私は、フェルメールが好き。
それは、何故かというと、、、絵が静かなのである。
それは、何故かというと、、、絵が静かなのである。
極めて個人的な感覚なのだけれど、フェルメールの絵を見ていると、何故か音が聞こえてくる。
それは、静かな情景の中に、いつも二つの音。
# 上から順に
例えば、「リュートを調弦する女」
静かな情景の中で、彼女は、調律をしている。
フト、彼女は窓の外に何かに惹かれる。
それは何だろうか? 人の声? 鳥のさえずり?
彼女は、調律をしながらもフト窓の外に視線を回す。
静かな情景の中で、彼女は、調律をしている。
フト、彼女は窓の外に何かに惹かれる。
それは何だろうか? 人の声? 鳥のさえずり?
彼女は、調律をしながらもフト窓の外に視線を回す。
例えば、「ワイングラスを持つ娘」
日はまだ高いのに、後ろで眠り続けていられるオトコにその瞬間の静寂を感じて。
そして、その部屋の中に聞こえるのは、オトコの誘惑のヒソヒソ声と、それに対するこのオンナの子の声だ。
題材は、あまり好きじゃないけれど、
この静寂がとても綺麗に感じるのは、なぜだろう?
日はまだ高いのに、後ろで眠り続けていられるオトコにその瞬間の静寂を感じて。
そして、その部屋の中に聞こえるのは、オトコの誘惑のヒソヒソ声と、それに対するこのオンナの子の声だ。
題材は、あまり好きじゃないけれど、
この静寂がとても綺麗に感じるのは、なぜだろう?
例えば、「小路」
まだ、街に車なんか走っていなくて、今この情景に聞こえてくるのは、、、二人の女性の生活の音?
まだ、街に車なんか走っていなくて、今この情景に聞こえてくるのは、、、二人の女性の生活の音?
例えば、「手紙を書く婦人と召使い」
手紙を書くにもコトコトと私には、音が聞こえる。
横で書き終えるのを待つ給仕の彼女が、窓の外に気を取られたのは、何だろう?きっと人の声?
手紙を書くにもコトコトと私には、音が聞こえる。
横で書き終えるのを待つ給仕の彼女が、窓の外に気を取られたのは、何だろう?きっと人の声?
フェルメールの絵には、音が聞こえてくるのが不思議だ。
そして、私にとって好ましいのは、その静寂だ。
心を落ち着かせてくれるその風景と、
決して、一人ではないその情景が、何となくうれしい。
心を落ち着かせてくれるその風景と、
決して、一人ではないその情景が、何となくうれしい。
もし、私に静かな書斎があるならば、
その片隅に飾っておきたい絵画であります。
その片隅に飾っておきたい絵画であります。
P.S
現在、フェルメール展は、東京都美術館(上野)で開催されています。
是非、あなたも如何ですか?
現物をご覧になると、きっとネットや写真では、
本物の良さがわからないことが実感できます。
本物の良さがわからないことが実感できます。
このブログの写真は、小さ過ぎてその美しさがお伝えできないのが残念です。
PM 10:23:57