2024年4月6日土曜日

366日 物語のある絵画


にわかとはいえ、10年以上中世の西洋絵画を勉強していた私。

けれど、そのほとんどがルネッサンス期の宗教画で、

世界にはもっといろいろな物語があって、それに絡む絵画もいっぱいあるはずで、、、

と思って買った一冊。

全ページがカラーで、確かに絵本のような美しい一冊であります。

だけど、やはり自分の知識の無さを再確認する一冊でもありました。

宗教画の前にギリシャ神話ネタがあり、騎士物語、シェークスピアからおとぎ話まで網羅されている。

そして、366ページの絵画には、数行の解説が付いているけれど、、、

如何せん、それらの物語の事前知識がないと、その解説は殆どわかりません。

と言うわけで、絵画は楽しめますが、物語の知識が付くかっていうとちょっと難しいかも。

もっとも新たな物語との遭遇のきっかけになるかも、と言う意味ではとても良い一冊かもしれません。


P.S

私としては、次は、中世の騎士物語でも追っかけてみようかな、と思っています。