サンダーバード上映初日、字幕版最終上映で観賞。
中年の私ですが、サンダーバード話題はすべてに優先されます。
少しでも中央座席を、、、と上映50分前に入館。3番でした。(ヒヒヒ。密かに微笑む。)
ところが上映時、広い会場に中年のおじさんばかりが20人ほどだけで、若いカップルも居ましたが2組ほど。(おいおいあのサンダーバードだぞ!!!)
まだ上映中なので、ネタバレは避けます。
されど、我が身を思うに幼少の頃にサンダーバードから受けた影響は大きい。
父親の意見は絶対で、無償の奉仕であるボランティア精神を善しとする性格は、このTVドラマによって形成された感がある。
しかも決して目立とうとせず、あくまでも善意の第三者に成りきるトレーシー兄弟は、もはや永遠の鑑であった。
ところが40年ほども経って中年になっていざ見直すと、感じることが違っている。
何しろサンダーバードは、個人運営であることがすごい。
あの乗り物は、ブレインズとトレーシー一家の力作か?ウソだろ?
あんなに飛び回って燃料は毎週タンカーで?
イラクで爆撃を受けた人からの救助信号に果たしてサンダーバードは出動するのか?
そんなことを思いつく自分が哀しい。
まぁ、あのサンダーバードを現代的に実写版に直せば、こんな感じになってしまうのだろうなぁ、、、と納得は出来たけど、何だか複雑な思いは、否めなかった。
帰り際、前を歩いていた若者カップルが「結構おもしろかったね。」の一言になんとなく救われた気がした。
私は、一生、サンダーバードについていく覚悟がある。
どんな論評であろうと、次回作もまた観に来ることになるであろう。
第2作目が楽しみである。
P.S
それにしてもジェフさん、あの着メロは、変えてほしいな。
(ネタバレだったらすみません。)
AM 02:23:18