2007年6月20日水曜日

ラストラブ

いやぁ、私は、中年のオヤジだけれど、、、泣いてしまったなぁ。
いやいや、きっと中年だから泣けるのだ。

今日のコラムネタは、映画ではなく、原作の方である。

今、映画で上映されているのは知っています。
田村正和と伊藤美咲のキャストである。

私は、映画はまだ観てません。
あえてネタばらしはやめましょう。

本屋でブラブラしていると、ちょうどこの原作本が目に留まった。
ちょっと手に持って、ペラペラ見てみると、なんと左開きの横書きである。
珍しいな。

ちょっと冒頭から立ち読みしてみる。
いやぁ~なシーンから始まる。

私は、表面的な物語は知っていた。
中年と30歳も離れた女性のラブストーリーである。

げぇ~、こんなシーンから、どういうラストを迎えるわけぇ?感動できるの?
思わず興味本位で買ってしまった。

文章は実に映像的である。
結構厚い本だけれども、2時間もあれば読めてしまうであろう。

残念ながら、本を読みながら、私の頭の中のイメージは、
田村正和と伊藤美咲になってしまっていた。

# ま、別にそれはそれでも構わないのですけれど。

で、結果、、、いやぁ、泣いてしまった。
久々、ボロボロと。本でである。子役にも実に泣かされる。
こんなテレビドラマのようなシーン、ストーリーで泣けてしまう私は、まだまだ若い感性?

まぁ、お奨めってわけではないですけれど、そんな本です、ってことでちょっと紹介。
映画をどうしようか思案中。


P.S

ほんに実に映像的である。
渡辺淳一なんかの状況表現などと比べれば、はっきり言って稚拙だ。

けれど、ストーリー重視でいけば、これで充分なのかもしれない。
そもそもその方が、書籍から遠くに位置する方々にも読み易いかもしれないな。
そうも思う。

なんとなく、小説でもなく、テレビ・映画でもなく、
何か新しい文学分野を垣間見た気もした。

あ~、映画どうしよう、、、。