2024年3月27日水曜日

灼熱の魂

凄い映画だった。

2011年の作品。カナダとフランスでの製作。

ドンデン返しのその内容もスゴかったけれど、何だか百田尚樹の「幸福な生活」的なドンデン返しで哀しくなった。

場所は、中東。
宗教戦争での内戦で悲惨な状態の中での物語である。

シーンは、現代と35年前を行き来する。

やっぱりどうも外国人の顔の違いの識別に慣れていないせいか、最初のうちは、過去と現代との切り換わりに混乱したりもした。

# まぁネタバレは絶対に回避。

宗教戦争のはずなのに、こういうことに至っては、なんでもアリなのか?感を感じてしまうのは、平和日本に住んでいるからなのだろうか。

それにしても哀しい。

いったい母は、どんな気持ちで子供たちを育ててきたのだろう。
そして、真実がわかった時の母の気持ちは、、、?

もうただただ実話でないことを祈るばかりである。


 

P.S

この映画をドンデン返し映画で選んだのか、中東問題ネタで選んだのかが今となっては思い出せない。

しかし、確かに驚くべき物語であって、いくら映画がすごくても、
これを“傑作”と表現するのには、ちょっと私は抵抗があるな。