2025年4月13日日曜日

火の鳥 ギリシャ・ローマ編

先日、太陽編を読んで、ここまで来たら、と火の鳥の原点も読みつくそうと。

この一冊には

・エジプト編
・ギリシャ編
・ローマ編
以上は、1956年連載

・黎明編[漫画少年版]1954年

が含まれていました。

火の鳥のスタートは、エジプト編から始まるのですね。

火の鳥は、神の国で籠に閉じ込められていたのが、逃げて下界に降りて人類の目に留まるようになったのでした。

# って、思いっきりネタバレを書いてしまう。

そして、エジプト編でとある若者カップルが火の鳥の卵を洪水の時に助けたお礼に血をもらってから永遠に生き続けることになるのです。

いろいろな出来事に遭い、何度も命を落としながらも、物語はギリシャからローマへと。

今回の新発見は、

・火の鳥の寿命は、約3000年。
 (決して一個体が永遠に生きるわけではない。)

・したがって、火の鳥は卵で代変わりしてゆく。

・ヒナが生まれ、親は燃えてしまうことにより、その3000年の寿命の能力が引き継がれる。

・だから、火の鳥のヒナは、親には育てられず、小動物達によって育てられることになる。

・なので、小動物たちも火の鳥の親鳥から血をご相伴にあずかることになる。

・ちなみに火の鳥がいろいろな動物と話が出来るのは、3000年も生きているからだそうで。

・代替わりした生まれたばかりの火の鳥もすぐに小動物と話が出来ているので、言語能力はそのまま遺伝するのです、、、かね?

と、キリがないのでココで。

いやぁ、いろいろスッキリして読んで良かったです。




P.S

さて、今回の一番の新発見は、、、卵を産んで引き続いてゆく以上

火の鳥は常にメスであるという事実。

確かに、今まで火の鳥ってメスのイメージがあったのは私だけ?