京都の酒屋で見つけたのである。
いわゆる地ビールであろう。(と思う。)
去年は、新撰組ブームであった。
たぶん、ブームに乗ったビールメーカーの仕業か、いやいや、新撰組の地では、いつも売られているのかもしれない。
けど、このビールを見た時、思わず買いたかったのである。
別に味に期待したわけではない。ブームに乗せられた気配もあるけれど、新撰組がちょっと好きで、ちょっと詳しい私は、このビールを是非買ってあげたかったのである。
何故か?
それは、近藤勇ビールと土方歳三ビールが一緒になって縛られていたからである。
彼らは、悲劇の末路をたどった。
最後は、遠く離れたところで二人はお互いを思って散ったはずだ。
もうお前達、二度と離れるでないぞ。
このビールを見ながら、私はいつも心でつぶやくのである。
P.S
ちなみにこの撮影時は、当然飲み干した後である。
二本のビールを縛ったままで飲むのは、ちょっとむずかった。
PM 09:05:57