2007年4月26日木曜日

天国までの百マイル

昨日のコラムでこの映画のことをちょっとだけ書いたので、ついでに、この映画のことも書く。
 
ちなみにストーリーをごく簡単に書いてしまう。
いやなに、自分の母親の心臓病を直すために、百マイル離れた病院まで搬送するお話である。
# マザコン映画?なんて言うべきではないと思う。
 
この主人公である母親の息子がこの時決して恵まれていなく、また哀しい。
搬送する車が哀しい。お金もない。時間との戦いもあって、、、。
まぁ、浅田次郎ファンなら、想像できるかもしれない。
 
ただ、人とのやりとりがうれしい。
出発の時のヤクザとのやり取りなんか、未だに何回読んでも泣けてしまう。
 
残念ながら、私は原作を映画よりも先に読んでしまっていたので、
ちょっと映画は物足りなくなってしまった感があります。
だから、映画よりも原作を読んだ方がいいと思います。

ちなみに昨日書いた「世界最速のインディアン」に比べると、
この映画には、ちょっと日本的な哀しい別れがあったりする。

そういう意味では、西洋ストーリーの方が、幸せ度100%が得られていいかもね。
 
 
P.S
私は、心がすさんでくると、浅田次郎を読む。
 
本棚に結構何冊か立っているのを見ると、
んー、結構頻繁に心が荒んでいるなぁ、、、と思ったりもして。
 
しゃぁ~ないやん。
実世界は、浅田次郎ワールドほど、清く美しくないもん!(きっぱり)
 
# と、貴方も思うでしょ?
 
 
PM 06:08:00