「無茶すんなよ。」
「無茶しないで何が面白いのよ。」
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いやなに、ふと思い出したフレーズは、
映画「私をスキーに連れてって」からのセリフである。
雪上での車のレースを始めようとする女性とのやり取りであれば、
ちょっと命がけじゃね?
と私は素直に思ったりもしてしまうけれど、
バブル真っ最中の映画であれば、
その勢いが私には嬉しく感じたものだ。
そして、フト思ったりもするのである。
最近のオリンピック中止待望傾向の世論は、
ひょっとしてバブルの時期だったら違ってたんじゃないか?なんて。
# もっと違う思考の方が気になるところだけれど。
バブル以降、日本は深く暗い時代が続いている。
自己責任という言葉が闊歩し、ゼロリスクの思考が世にはびこっている。
それがネガティブな思考に向かわせていないか?
そんなこんなを思ってしまう。
P.S
交通事故だって、かつては、
コロナの死者数よりも多かった時代でも
車をやめようって話にはならなかったワケで。
けれど、2020年の交通事故死者数は、
コロナのせいで統計開始以来最小というのは
死者を減らそうとする自然の摂理か?