2007年の公開作品であれば、もう15年以上前にもなる。
主演は、トヨエツ。
# サウスバウンドと同年代なのね。
まぁ古い映画だけれども、ジャンルがサスペンスであればネタバレは厳禁であろうな。
原作は、雫井脩介でストーリー自体は、確かに意外性もあって面白かった。
ベストセラーになったのもわかる。
ただ、この歳になってくると、私個人の想いとしては、もう警察内部の見栄やタテマエのゴタゴタだとか、犯人からの手紙を模倣する一般人のイタズラ行為などは、もう見たくないんだな。
確かに有り得るよね、と思いながらも、もうそんな一般人の醜いことなんか見たくないってのがホンネだったりもする。
最終的には、とりあえず様々な問題は収束するのだけれど、どうも後味は悪い。
トヨエツはカッコいいし、テレビで犯人に語りかけるシーンもなかなかよかった。
# 現実味はともかくとして。
だから、見せ場はいろいろあったのだけれど、結局どうも犯人たちも低俗で、
そんな相手に悩まされてたのかぁ、という残念感が残った。
とういうのも、時代の流れでこちらの観方も変わってしまっているんだろうな、ということを実感。
やっぱ、映画というものは、公開当時に観なきゃいけないんだろうな。
P.S
映画って、、、
永年の名作に成り得るものは当然多々存在するのだけれど、
映画によっては、結構“生もの”なんだな、と思ったりもして。
# もちろん、私にとっての限ったことであるのだけれど。