TBS日曜劇場枠のテレビドラマであります。
長崎県の端島(軍艦島)での日常を描いたこのドラマ、いやぁうれしかった。
軍艦島を意識し出したのは、コインロッカーベイビーズ(村上龍)を読んでからだから、もう何年前か思い出せない。
小説を読みながらも、その中に出てくる廃墟が現実に日本のどこかにあると知って、それが端島であることを知って。
現実にある場所ならば、いつか行ってみたいと思っていたものの、実際に行けたのは定年過ぎた後でだった。
# でも、船が着岸したのに、上陸はさせてもらえなかったんだよなぁ。(泣)
島と呼ばれながらも、コンクリートの固まりの島。
今は廃墟になってしまっているものの、かつては
そこにビルが密集し、地下には海底の下奥深くまで石炭採掘のトンネルが網の目の様に。
学校もあれば、病院もある。神社の鳥居もある。
そこに何千人もの作業員・家族が住んでいた。
今回、その住み様がドラマに。
そりゃどこまで本当なのか、いや、きっと闇の部分があったりしてもそこは描かれていないのかもしれない。
けれど、仮に一番良い時期のことであれ、その状況が再現されている様子が見られたことがとても嬉しかった。
物語自体は、やはり小説であろうし、現実感もない話だったけれど、でも面白かったし。
いやぁ、このドラマを作ってくれたことに、私個人としてはとても感謝して。
所詮テレビドラマで映画のカテゴリには入らないのだろうけれど、
やはり話題としては飛ばせなくてココにメモ。
私としては、おススメであります。
P.S
さて、TBS殿へ
ココまで再現したのだから、そのデータでVRChatでいいからVR内に再現してくれませんかね。
現在の廃墟での状態は既にあるのですが、やっぱり当時の島を歩いてみたいですよ。
切にお願いする次第であります。m<._.>m