最初に出会ったのは、深夜帯の映画枠で放映されていた
そう吉永小百合・高橋英樹バージョンでありました。
# モノクロです。
その旅情、踊り子の可憐さ、思わず原作を読んだ。
そして、川端康成ファンとなった。
# 雪国、古都、、、ちょっと中学生には早かったかも。
最近、ネットで目にした。
川端康成のエロ小説「眠れる美女」
そ、そんな小説もあったの?と古本屋でつい手に取った。
# ある種のスケベ心は否定しない。
で、読んでみて、、、ツラかった。
# 内容にはあえて触れない。
描写、心象、、、あまりにも細かすぎて、内容が内容だけに読み進むのがツラかった。
しかし、川端康成もこんな小説を書いたんだぁ、とつくづく。
私の川端康成に対するイメージが、この歳になって大きく変わった。
読まなかった方が良かったかも、、、そんな思いも。
いやいや、これも代表作と言われているようだから、私の方の感性の方が浅いのかもしれない。
それにしても一緒に併録されている「片腕」なんて、シュール極まりない。
なにせ片腕を取って付け替える物語だったりして。
あとがきの解説は、三島由紀夫が書いている。
やっぱ天才たちのステージには上がれそうにないな、と改めて感じた。
P.S
本の裏の解説の画像を載せる。
ちなみに現在、私は67歳である。