2006年5月14日日曜日

ポワゾン

5月11日のブログで書いた件である。
ふと突然、思い出したのは、愛川欽也と酒井和歌子のドラマであった。
テレビドラマデータベースで検索する。
判明:
1981年の土曜ワイド劇場だった。
そのタイトルは、「仮面の花嫁」
今、そのテレビドラマを観ることは出来ないけど、
原作も判明「暗闇へのワルツ」(ウィリアム・アイリッシュ作)

更に原作関連で調べると、過去に2回ほど映画化もされていた。
そのひとつがこの「ポワゾン POISON」である。
 
ストーリーには、あえて触れない。
原作がわかれば、ネット上にはあらすじがボロボロ見つかるので、ご自分でどうぞ。
 
要は、騙されても、それがわかっていても、
 最後には殺され、それもわかっていようとも、
  ただひたすらオンナを愛し続けるオトコの物語である。
 
私が1981年の土曜ワイド劇場でこれを観た時、
「こんな人生があるかよっ! こんな人生、オレは絶対にヤダッ!」
そう思ったものである。
そして、その強烈な思いが私のトラウマとなって、記憶の片隅でくすぶり続けていたのである。
 
が、ある日突然、フト思ったのである。
「あんなのも有りかも知れない。」
むしろ、結構、幸せかも?などと。
 
歳を取ったせいと思われるし。
 
P.S
先が残り短くなったのを実感する今、
とりあえず何でもいいからドラマチックなことに飢えている、、、
ただ、それだけのことかもしれない。
ちょっと哀しい自己観察結果。


PM 09:30:25