小さな女の子が涙をいっぱいためて
下を向いてシクシク泣いていた。
下を向いてシクシク泣いていた。
ノートが濡れている。
どうしたの?って聞いても反応がない。
どうしたの?って聞いても反応がない。
が、やがてわかった。
彼女は、算数の問題が解けなくて泣いている。
悔しくて悔しくて泣いている。
彼女は、算数の問題が解けなくて泣いている。
悔しくて悔しくて泣いている。
「わからなかったら聞けばいいんだよ。
わからないことを聞くことは恥ずかしいことじゃないんだよ。」
わからないことを聞くことは恥ずかしいことじゃないんだよ。」
けれど、彼女の中では、悔しさの方が勝っているようだ。
生き方の要領のよさを身に付ける前のそんな彼女の純粋さに
忘れてしまった何かを思い出せない自分がいる。
忘れてしまった何かを思い出せない自分がいる。
P.S
ものすごい量の問題を解きながらも
自分の少し上のレベルに挑戦する受験生。
ものすごい量の問題を解きながらも
自分の少し上のレベルに挑戦する受験生。
新しい問題と接する度に、解ける気がしないという学生が多い。
そんな彼ら彼女らに私は言う。
「そもそも誰にも聞かずに解けた問題なんて、
本当は、やらなくていい問題だったんだから。」
「そもそも誰にも聞かずに解けた問題なんて、
本当は、やらなくていい問題だったんだから。」
わからないことを答えを見て「なるほど」と思うことを
もっと楽しめばいいんだけどな。
もっと楽しめばいいんだけどな。
という考えは、人生終わりかけの人間の発想かなぁ。
AM 10:16:55