2022年3月16日水曜日

ゴッホ展

ゴッホ展に行ってきました。

私の極めて個人的なイメージとして
印象派というのは、静かでありながらも 油絵の場合は力強さを感じてしまって 、絵を楽しむというよりも鑑賞に力が必要な気がしていけません。

ただ私は、日頃から「アルルの寝室」が大好きで
、小さな絵が寝室に置いてあったりします。

ゴーギャンがアルルに来ると聞いて 、待ちわびて描いた何枚かの絵画が代表作になるのだから、 きっと彼の幸せのピークのひとつだったに違いないと思うんだがな。

そして、小さな幸せとは、こういう部屋にもきっと来るんだよね。
私は、そんなゴッホの気持ちをこの絵に感じるのであります。

で、今回、この部屋の外側の絵が展示されている。

タイトルは「黄色い家」

この窓があの窓なの?あの部屋の外はこんなんだったの?

と実に感慨深かった。

いやぁ、これが見られただけで、今回のゴッホ展の意味はデカかったぞぃ。

それにムーランルージュの周りって、当時何もなかったの?
モンマルトルもあんなに淋しいところだったの?
新発見も多かった。

# 間違ったイメージを持ってしまったかもしれないけれど。

まぁゴッホファンには、微妙な今回の展覧会ですが、
人出は、あまりにも混んでいて、ちょっとツラかったな。


P.S

今回、一番好きになったのは「レストランの内部」。

明るく静かな雰囲気好きな私には、こういうの好きだなぁ。

点描にチャレンジしながらもゴッホも葛藤していたのがわかるのが
なんとも私を惹きつけてくれました。