スペイン階段である。
あの「ローマの休日」のである。
今まで映画を見ながら、映画のパンフを見ながら、私の持っていたイメージは白黒であった。
今、現場に立ち、これまで抱いていたイメージと現物の違いに躊躇しなら、確かにここにオードリーヘップバーンとグレゴリーペックが立っていたのであろう、、、感慨に浸りながら、同時に40年の時の流れを感じた。
しかし、人人人である。この中でロマンチックなシーンを現実に行うのは果たして可能なのだろうか?そんな思いが頭をよぎった。
けれど、周りを見るとアベックも多い。彼らは、みんな今、オードリーとグレゴリーを演じている結果となっているのだろうなぁ、、、。
ひとりそこに立つ孤独を実感した哀しい観光地となった。
P.S
写真に突っ立って写っているオヤジは、怖いオヤジではありません。観光写真を撮っているオヤジ達です。(こわいオヤジ達かも。)
PM 10:10:11