2004年9月4日土曜日

夏の風物詩 「夏休みの宿題」

夏の風物詩のひとつ、夏休みの宿題についてである。

(私の自分の学生時代の話は、あへて棚に乗せる。)

今の私は、工作が好きである。読書感想文も好きである。

今日も娘がつぶやく。

「課題の本は読んだけど、感想文が書けない、、、。」と。

「ノルマは?」「原稿用紙5枚。」「なんだ、たったそれだけ?」

と、ちょっとエラソーに言ってみたりする。ヤな親である。
更に追い討ちで娘にトドメを刺す。

「感想文なんだから、あらすじで行を稼ぐなよ―。」とか、
「5枚にまとめる方が難しいんじゃないの?」
これ以上イヤミな親も少なかろう。

「しゃぁ~ねぇ~な~、ちょっとヒントに書いてやっかぁ。」

おもむろに読み始める。
読むのに1時間半。書くのに1時間。

「ホイッ。」と娘の勉強部屋に持って行くと、
もう既に彼女も半分くらい書き終えていたりする。

「あ~、オレの作業は、ムダだったのかぁ~。」

などとは決して思わない私である。

子供と同じ本を読み、自分の感想を伝える。
子供は、なるほど、と思うかもしれない。
逆に、反発な感想が沸くかもしれない。

しかし、それはそれでいい。

親の考え、価値観を子に伝える大切な瞬間である。

工作も然り。子と一緒に作り、そこには、親の工夫や考え方を伝えられる瞬間であり、それは、親と子との大切なコミュニケーションの瞬間のはずである。

世の親達よ、もっと子らの宿題に参加しよう!

P.S

世の親の大多数から反発を受けるであろう今日の日記である。


PM 10:19:37