2011年10月30日日曜日

古着加工するジーンズって、、、

私は、完全にジーンズ派である。
会社の作業服の他には、基本的にはジーンズである。
 
# もちろんスーツというパターンもあるけれど。

したがって、色が抜け、穴が開いた時点でだいたい衣替えとなる。
 
が、とある女性とある議論が起きた。
その女性は、穴の開いているジーンズをはいていたのである。
 
私の攻めどころは、なんでわざわざ穴の開いているジーンズをはくか?である。
当然、彼女の穴あきジーンズは、デザイン的に開いているモノである。
 
「穴の開き方が違うのよ。」
そう彼女は言うけれど、ふつーに使っていれば、
そんな開き方はしそうにない。
 
# そもそもそんな段階まで履き続けんだろうっ。
 
ただ、そんなデザインを意識している彼女の考えは、まだ理解出来なくもない。
 
けれど、、、
さも使い古した様に加工し、新品なジーンズを販売していることが
どうにも理解出来ないこのオヤジ。
 
それもったいなくない?そもそもインチキでしょ?
そうも言いたいけれどその前に、
それって、何の為なのよ?そこが理解出来ない。
 
ボロボロに穴の空いているジーンズがデザイン的に良いのなら、
オラの穴の空いているこのジーンズは
憧れのマトのはずじゃん?
 
なのにデザイン的なその議論は、
色でもなく、カタチでもなく、ましてやサイズでもなく
穴の空き方、穴の配置、擦り切れ方、その破れ方となる。
悪いがそんなん全然わかりません。
 
長年使っていて、自然に擦り切れた私のジーンズの方が
少なくとも真実な心地よいオーラ放っているはずでしょうが!
 
しかし、議論は平行線に終わる。
# いや、そもそも相手にしてくれてないって。
 
時代について行けてないであろうこのオヤジは
現代が見栄と虚栄と不真実で満ち溢れているようでならない。
 
フト私は、私のジーンズの穴につぶやく。
オマエは、本物の穴だってことをオレは知ってるからね。
 
 
P.S
私がボロボロ寸前のジーンズをはいているのを見ると
80歳過ぎた母はいつも言う。
 
「アンタ、新しいの買ってあげよか?」
 
それを耳にする度に、新旧の時代のはざまに今まだ自分がいることを実感しながら
結局は、時代に乗り切れていない、乗れそうにないこのオヤジ。
 
まぁオラはオラの道を行くぜっ。
 
# そもそも 頭硬そうで、全く方向転回出来ないオヤジである。
 
そのクセ、お金がないわけでもないのに
穴の空いているジーンズを履き続けているこのオヤジはなんなのさ?
 
 
PM 10:45:36