2007年の伊坂幸太郎の小説を映画化。
2009年公開作品。
15年も前の作品なので、もう出てる役者さんたちが若い若い、そして、懐かしい。
まぁ伊坂幸太郎の話であれば、、、と覚悟して観始めたものの、
なんとまぁ、すごい、というかなんというか、、、。
英語の本の中の“FISH STORY”という単語を
そのまま“フィッシュストーリー”と訳してしまったことから始まり、
そのことが人類の滅亡の危機を救う少女誕生までの物語となる。
時間の流れとしては、およそ50年、二世代に渡り、時系列がゴチャゴチャに物語られるが
最後には、すべての伏線は回収され、とりあえず物語としては納得できるカタチで終わります。
が、「それがそうつながるの?ありえねー」的なことばかりだから
登場人物は、それなりに真面目に生きているのに、結果としてコメディーとなってしまうのが、
なんとも見ていて、、、面白い、、、って言っていいのかな。
ま、そこがこの物語の面白いところなのでしょうが。
しかしなぁ、、、元気がもらえるっていうか、なんていうか、、、
やっぱ、製作された時代に鑑賞するべき作品ですよね。
そんな感想も持ちました。
P.S
英語の“FISH STORY”の訳は、「ほら話」「荒唐無稽な話」です。
釣り人の自慢話から派生しているそうです。
それを知っていれば、タイトルからしてこの映画自体が、、、ですね。
一応、辞書で調べないであろう方へのプチ情報でした。