また原田マハでありまして。
いやなに妙なサスペンスやゴチャゴチャした物語にお疲れ気味だとつい原田マハを選んでしまう。
そこで、タイトル「スイート・ホーム」から何か幸福感に浸りたく手に取った次第。
で、その期待も裏切られることなく、悪い人も出てこない、妙な悲劇も出てこない、
すべてハッピーハッピーの物語に浸れたわけで。
ただ、、、ですが、、、
そのハッピーになる前提に高い壁を感じてしまったりした自分が情けない。
だって、、、そもそも、、、そんなうまくいく?
そんな素敵な場所にみんな家が買える?
夫婦、親子、姉妹、親族、、、ケンカは発生しないの?
少なくとも相性の良し悪しぐらいなくない?
# あ~、自分の情けなさにイヤになる。
まぁ私も勝手なもので、ハッピーな物語を期待しながらも、
そこまでうまくいくものか?という思いが出てきてしまったのが
どれだけこの物語がハッピー物語であることがわかります。
P.S
甘いものが食べたいな、と思って
甘いものが食べたいな、と思って
甘いものを買って食べてみたら
これ甘すぎるでしょ、ってどんだけワガママな私。
これ甘すぎるでしょ、ってどんだけワガママな私。
小説も自分の今の気持ちに合ったものを選ぶことの難しさを感じます。