私は、ワインが好きだけれど、
飲むのが好きであって、
別にボトルの柄が好きなわけではない。
# ボトルの柄で選ぶことも、ま、
# そりゃぁたまにはありますが
けれど、やっぱり、せっかく一期一会ならば、と、ボトルの勇姿をデジカメでとって、このブログに載せておくわけで。
# 当然、飲んだ後は、お店から
# 空瓶を持って帰ってくることになる。
遥か以前に新聞で、海外旅行をしている人が、旅の先々で、自分の飲んだボトルのラベルをはがしてコレクションにしている人の記事を読んだことがある。
# まぁ、持って帰って来るにはつらいもんね。
# その気持ちもわからんでもない。
# でも、その感覚、とても日本人的なんだろうな。
ところがその記事の中には、こんなような描写があったのだ。
彼は飲み終わった後、カバンからシールのようなものを取り出して
ボトルのラベルのところに貼りつけると、そのシールをゴシゴシこすりだした。
すると周りの現地の人は、何をやりだしたのか、と思って
みんなが集まってきたのだ。
やがて、彼は器用にゆっくりとボトルから剥がしだした。
多くの人が見守る中で、彼はゆっくりと剥がしてゆく。
最後に剥がし終わった瞬間、周りの人々はそのできばえに拍手喝采になったそうだ。
言葉もまともに伝わらない海外で、そんな情景を想像すると私もなんとなくうれしい。
そうだ、ワインは味だけでなく、その雰囲気、いや、飲んだ後もまだ楽しめるのだ。
ちょっと自分もやってみたくて、そんなツールを買ってみたのであった。
私も珍しい柄に遭うと、ちょっとやってみる。
けれど、結構時間がかかるし、めんどくさく思うことがある。
だって、その時点では、酔って気持ちがいいわけで、、、。
やはり、私は、ただの酒好きから、イマ一歩向上出来ないでいる。
P.S
ラベルをはがしたボトルを見て思うのであるが、、、
ワインにとっちゃぁ顔の皮を剥がされてコレクションされているわけで、、、
彼らにとっちゃ、きっと私は、ハンニバル。