2007年5月25日金曜日

人生いつまで経っても七転八起。

# あへて、カテゴリーを写真館にする。

小さなオンナの子が自転車に乗っていて、突然転んだ。

きっと、石か何かにつまづいたんだろう。
道路に横になって、きっと彼女にとっては、大事件だ。

自転車は、地面に倒したまま、彼女は、とりあえず起き上がった。

きっと痛いんだろうか。ショックも大きそうだ。
そのまま地面に座り込んだまま大泣きしだした。

けれど、しばらく大泣きしていても、誰も回りにはいない。
助けてくれる人もいなければ、声をかけてくれる人もいない。
袖で涙をふきながら、しばらく泣いていた。

けれど、やがて涙が止まった。
いつまでも泣いていても仕方がないのを察したようだ。

きっと痛いのを我慢しながら、立ち上がった。

やがて、一生懸命自転車起こすと、
半ベソをかきながら、自転車を押し始めた。
冷たいようだけれど、私は何もしないでそれらを遠くから見ていた。

誰もがきっと一度は経験するシーンだ。
人は、こういう事件を繰り返しながら
大人になってゆく。強くなってゆく。

私は、泣きながら自転車を押して行く彼女が
この瞬間、また少しだけ大人になったように期待して。

頑張れ彼女。



P.S

大人になればなるほど、

転び方も大きくなる。
ショックも大きくなる。

起き上がるのも大変なことばかりだ。

けれど、きっとこれも試練かもしれない。

人生、いつまで経っても七転八起。

彼女を見ながら、私は、自分に言い聞かせていた。