またスゴいSFモノを作ってくれたものである。
# ネタバレは厳禁なんだろうな。
いわゆる催眠術の極みの能力を持つ人たちの物語。
一般人は、何気にコントロールされ当然単なる犠牲者となる。
催眠術者たちは、その能力の強さでの争いとなる。
能力たちは、相手を催眠状態にさせ、幻覚・妄想世界の中で制御する。
しかも、催眠をかけるのに暗示などの準備時間が不要、テレパシーのように相手を催眠状態にさせられる。
となれば、もう何でもアリである。
相手に幻想を見させ、人を自由に動かし、人を殺させ、自殺させることも可能である。
しかし、能力者同士の戦いとなればどうなるか、、、
ココがこの物語の面白いところであろう。
そして、催眠状態かどうかの区切りが曖昧になってくれば、もう物語の進め方も何でもアリである。
ドンデン返しに次ぐドンデン返し。
どこからが妄想世界でどこまでが現実だったの?
ついて行くのが大変である。
いや、ついてはいけない。あとで、そうなの?そうだったの?のオンパレードである。
ジャンルとしては、なんとなく映画「インセプション」や「マトリックス」的な物語に類似されそうだけれど、
こういった作品の基盤は、あくまでも科学技術に基づいたものであるけれど、
この「ドミノ」は、単に人間の超能力で物語が進むことに、
ちょっと安易だなぁ、
と理系人間は思ったりもするのですが。
ちなみに最後のクレジットの途中でもドンデン返しがありますので、最後までじっくり鑑賞しましょう。
で、続編出るの?
# 期待してますよー。
P.S
しかし、、、自分の思ったように相手に幻覚を見させ自由に動かす、、、
ある種、誰もの憧れであるような気がするのは、、、
私の不純な証かもしれない、、、な。(要反省)