日本での公開は1998年。
今までも何度も手に取りながら、どうも物語を察するに苦手感を感じてしまっていた。
# が、それがひどい誤解であることを知った。
ちなみに脚本は、マット・デイモンとベン・アフレック。
元は、マット・デイモンがハーバード大学在学中に授業のために書いたものだそうだ。
そして、時間は幾らかかかったものの映画化され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞で脚本賞を受賞している。
物語は、幼少の頃に辛い環境で育ちながらも天才的な頭脳の持ち主をマット・デイモンを
その彼のトラウマをほぐしながらも自分自身も再生する心理学者をロビン・ウィリアムスが演じる。
ちなみにベン・アフレックも彼の友達として出演している。
まぁ古い映画であってもネタバレは避けておいて、、、と。
しかし、天才(最近はギフテッドっていうのかな)というのも、その為にか難しい思いに囚われるのであろうことは想像できるけれど、凡人がそれを実感するのはやっぱ無理なような気がして、彼の思い悩み葛藤がどこまで自分が理解できているのかモヤモヤ感が残ったままである。
そして、心理学者のショーン先生の忍耐強さにも尊敬の念を抱いてしまう。
むしろランボー教授の気持ちの方がなんとなく理解できる自分も哀しいかも。
結果、、、物語としては、とても面白く、感動もします。
ですが、どこまで自分は登場人物たちの思いがわかっているかと言われると、ちょっと自信がなかったりする私であります。
深読みし過ぎかなぁ。
P.S
以前、子供たちに勉強を教えていた時に、
「うちの娘は、学校に馴染めていないようなのですが、IQだけは高いんです。」
そんな母親に出会ったことがある。
私は、教育者でも心理学者でもないので彼女への対応が出来なかったけれど、
教育者や心理学者ならば本当に的確な対応が出来るのだろうか?
私は今もそう疑い続けている凡人である。