2024年9月8日日曜日
まんがで読破 カラマーゾフの兄弟
世の中には二種類の人間がいる。「カラマーゾフの兄弟」を読んだことのある人とない人だ。
なんていう村上春樹の名言(?)はよく知られているところで。
なんでまた今更?と言われるかもしれないけれど、
NODAMAP「正三角関係」の予習の為であったりする。
# だから私は原作を読んだことがない人間です。
今回のNODAMAPの演劇「正三角関係」が「カラマーゾフの兄弟」をベースにしているということで
ただでさえいつも難解なNODAMAPであれば、そんな情報を耳にすれば、事前予習しておかないわけにはいかないでしょ。
以前、100de名著で見た記憶もおぼろげで、YOUTUBEで調べてみたりしてもイマいちイメージ的で
なに?マンガなら一冊で済むの?と買って読んだ次第。
しかし、マンガというものは、小説のイメージをことごとく具体化されてしまうので、
それがいいのやら悪いのやら、、、。
確かにマンガ作家による小説のイメージの勝手な固定化には抵抗があるけれど、
言葉で表されている情景を、ひと目でわかる絵として描かれていれば、
今回のようにとりあえず内容が知りたい人間にとっては、実に便利であったりもする。
# とんでもないヤツだな、ワ、タ、シ。
“まんがで読破”シリーズは他にもいろいろあるので、
他にもサラっと読みたくなってしまいますね。
きっと、そのマンガが面白ければ、原作を読みたくなるかもしれないし。
# いや、それは考えにくいな、正直。マンガで気軽に満足しちゃいそうで。
いやとりあえずサラッと内容を把握できた意味ではよかったです。
P.S
で、NODAMAP演劇「正三角関係」の役に立った?
いやそれはもう、絶対に事前予習しておいて良かったでした。
この演劇は、たとえザックリでも「カラマーゾフの兄弟」を知っているかどうかで、楽しみ方が全然違いました。
まだこれから九州公演もありますので、「カラマーゾフの兄弟」を全く知らない方は、まだ間に合うので是非読んでおくことをおススメします。