2025年8月2日土曜日

娼年

何かの折にショッキングな映画の予告編が目に入って、

ん?でも主役は松坂桃李くんが?
どんなストーリーだよ、と思いながらも、

# 単にスケベ心かも。

映画版は、何かと原作と違っているとイヤだな、と原作を手に取った。
なるほど、男性がカラダを売る仕事の物語である。

しかし、いやらしさは全く感じない、
むしろ、人間の内面にフォーカスした内容であれば、ある意味深い。

それだけに、読み終わって思うのは、

需要があって、供給があって
そもそも体を売る仕事って、何がダメなのか?

が、わからなくなりそうである。

ただ、物語の終わりは、破滅的ではあった。
けれど、そうでもしなきゃ終われないんだろうな。
そうも思ったり。

けど、続きを予感させる部分もあったりして、、、


P.S

そしたら、この続編があると知ってビックリ。

読まざるを得ないでしょうが。

「逝年」。

ちょっとブックオフへ行ってきます。