前作から読んできている人には想像がつくでありましょう。
誰が“逝く”のか。
予感アリアリだったものねぇ。
けれど、もう先がないのがわかったならば、自分はどんな風に過ごし、
したかったことをやりつくし、どんな最後を迎えるべきか、、、
自分にあてはめていろいろ考え直したくなったり。
それにしても、営みの表現が綺麗である。
いやらしさは全然なく、美しささえ感じてしまうのは私だけか?
更には、全編に哲学的でもあるセリフが散りばめられており、
深層的に考えさせられることが多々。
はい、一気に読めました。面白かったです。
って、まだ続きがあるんだぁ。
「爽年」、ちょっとブックオフ行ってきます。
P.S
しかし、私だったらめぐみの裏切り(?)なんてことを
簡単に許せるだろうか?
改心を信じられるだろうか?
最後の最後まで根に持っていそうで自分がヤになりますわ。