よく人間向上案件の中に
「“やらずに後悔”するよりも“やって後悔”した方がいい。」
てな文脈をよく見かけることがあるけれど、
本当にそうか?と思ったりもするシニア世代の私。
むろんやって失敗しても最終的にはなんとか(最悪時間が)解決してくれるようなことであれば無問題。
でもやったことによって取り返しがつかないことになって
それが人生を棒に振ってしまった内容であれば、
“やって後悔”で済まされるのか?そんな思い。
もっとも“やらずに後悔”の方がそれを味わう期間が“やって後悔”よりも長かろうことは確かだけれど、
常に“やった方がいい”とは思えないんだな。
まぁ所詮、この道筋は、相反するパラレルワールドであれば、
両方を経験できるわけでもない。
ならば、最終的には、まずは今の状態を肯定して、
“あの時はやってよかったな。”または“あの時はやらなくてよかったな”
と思うことが大切なんだと思うんだがな。
”xxxxxで後悔”よりも“xxxxxでよかった”
人生の末路に至っては、そんな思考が大切だと思います。
P.S
私自身も、“選んだ末に失敗”“選ばなかったからこそのやすらぎ”をいっぱい持っていれば
そんな思考で人生を締めくくりたいと思います。