「盛田昭夫塾」は、ソニー創業者となった盛田昭夫とその妻良子の人となりを紹介する記念館です。(HPより抜粋。)
そこには、膨大な資料が展示されており、歴史の資料から様々な賞、客人を招いた際の食器や客人たちが残した色紙、社内外での講演内容から、もうありとあらゆるものが展示されています。
ソニーに関係した人にとってはとても懐かしいものがいっぱいあるのではないでしょうか。
それにしてもあらためてスゴさを感じてしまう。
盛田家15代当主ということであれば、盛田家の歴史はかなり古い。
1665年、清酒醸造を開始し、約300年の酒屋の歴史を持つ家に生まれた。
そして、本家の酒造業は弟和昭氏に託し、ひたすらソニー設立に向けて邁進した。
しかし、言い換えれば、盛田昭夫氏は一代にして、歴史のある本家の酒屋ブランドをはるかに凌ぐ世界のソニーブランドを作り上げたわけで。
その一生たるや、想像できないほどの活動量が圧縮されているのは間違いない。
そして、そのきっと一部が、この盛田昭夫塾で垣間見ることが出来るでありましょう。
入館は、予約制です。
アクセスについては、ググってくださいませ。
ちょっと遠いところでありますが、一度は行ってみる価値を私は感じました。
P.S
実を言うと、弟の和昭氏と私の父は同級生であり、我が家も盛田家の近くだったせいもあって、父はよく盛田家に遊びに行っていたようです。
「まだ戦前なのにレコードがあってな」「模型の電気機関車が走ってた」など私もよく聞かされました。
更には、ソニー(昔は東京通信工業株式会社)創業時の苦労話も父から耳にしたこともあります。
ソニーの歴史の長さは、まだまだ本家盛田酒造には及びませんが、日本発のソニーが300年後にどうなっているのか、、、
大きな期待を持たざるを得ませんね。
