2020年6月15日月曜日

薔薇の名前

もうかなり前なのだけれど
NHK 100de名著でこの薔薇の名前のことを知り、
ミステリアスで面白そうだったこと
かつては、原作がベストセラーであったこと
主演がショーンコネリーだったこと
が要因でレンタル視聴。

映画は、1986年作。
まぁ100de名著のおかげで、バックグラウンド的にかなり事前知識があったので
イマイチわくわく感は薄いでした。

というより、このミステリーは、2時間の尺では無理でしょ。
結局、大まかなあらすじと、いくつかの事件、で、
その後、なんでそこまでわかったの?的な一気に種明かし。
なるほど、そういう話だったのね、で終わってしまいました。

確かに映像的には、観ていてあれよあれよと話が進んでゆきますが、
小説であれば、いろいろ想像しながら、きっとワクワク出来たのでしょう。

というわけで、この「薔薇の名前」の内容をザックリ知るには
とても効果的な映画ですが、たっぷりスリルを楽しむには、
あまりにも表層的、というか軽いような気がするのは私だけでしょうか?

まぁ、100de名著のおかげで、期待を持ち過ぎたせいなのかもしれません。
じゃぁ、今から原作読む?と言われれば、
中世の修道院のミステリー、、、ん~、パス。

そういう意味では、一般教養をとりあえずかじるための映画でしかないかもしれませんね。


P.S

で、「薔薇の名前」って何なのよ?という疑問は、
ググればいろいろ出てくるのだけれど、
未だにどれも納得できないなぁ、、、。


AM 10:34:11