2022年公開。
集大成にしてシリーズ完結編ということでやはり観ておかないとな、と鑑賞。
# 私は、この手の映画は、あまり映画館では見ない。
# なぜかって、思いっきり泣けないからである。
さてこの映画、16年ぶりということで、やはりとにかく懐かしい。
新しく投入された配役もあったけれど、
ベースを担う役者たちが昔のままであることが嬉しい。
# 剛洋は、大きくなってたぁ、ビックリ。
# でも、昔の面影のまんまだったぁ。
自然の美しさも、登場人物たちのキャラや雰囲気が昔のままであったことがなんともうれしい。
物語の前半は、とてもいい雰囲気でありました。
が後半、台風のシーンから、雰囲気は一気にこれでもかこれでもかと過酷になる。
何で今そうするの?何で今そう言うの?
いろいろツッコミどころ満載になってしまって、イラついたりも。
でもハッピーエンドで終わってくれるのがコトーシリーズだよな。そう信じて。
ところが、、、
# やめておこう。
さて、終わりのシーンはハッピーエンドか否か、意見が分かれるところであろう。
けど、コトー先生の症状からすると、、、やっぱり夢?
いやいやこれはハッピーエンドだよ、という人がいるかもしれないけれど、、、
もしハッピーエンドなら、やはり根性と自己犠牲の精神で医療が続いていくのでしょうか。
どちらの世界線でも、、、なんともツラい、、、な。
# って、そこは議論しちゃいけないんだよね、きっと。
P.S
集大成として、シリーズ完結編として製作した気持ちもわからぬものではない。
ハッピーだけでなく、今どきの問題もあることを提起したかった思いもあろう。
でも、みんながそれとなくハッピーな想い出として忘れかけていたものを
最終話から16年も経てから、あえてこの物語を作らなくてもよかったんじゃないかと思ったりもして。
なんだか観たくなかったな、そんな感想を持ってしまって残念である。