2007年8月26日日曜日

電気製品にも消費期限が必要か?

そりゃ消費期限が付けられたら楽だなぁ、設計の立場としては。

けど、そんなのは甘い!と一喝されそうなこの業界。
しかし、30年物の扇風機などで死者が出て、それがメーカーの責任と言われてしまえば、
設計者は、長寿設計などしたくなくなるよね。

私もその機器を使用してくれる間は、いい特性を持たそうと安全度の高い設計をする。
けれどそれは、往々にしてその製品の寿命を延ばすことにもつながることが多い。

いい特性が保証出来なくなる時期になると、いわゆる自滅システム起動が希望。
そうなると、過去によく噂されたソ○ータイマーみたいなものを入れたくなるよね。

保証書なんて1年なのに、保守契約なんてなかなか結んでくれないし。
そもそも世の中、すべてのものには、寿命があるんだ。宇宙さえも。

部品が壊れた時には、それは寿命も含めて何らかの原因があるわけで。
壊れた部分だけ直せば、完璧に直ったわけでもないだろうし、
メーカーに責任が戻ってくるなら、少なくとも故障時には、メーカーに戻して、
再出荷検査まで戻して欲しいよね。

と、設計者側の勝手な論理を書かせてもらったり。
うん。


P.S

そんなことを書くくせに、、、
自分の車が故障すれば、自分で何とかしてしまったりするのは、
自動車メーカーは、いやがるかなぁ?
ま、最近の「自己責任」ってヤツで処理でしょうか。

けれど、私の回りの電気製品なんかの古いこと古いこと。
だって、直しゃぁいくらでも何とかなるんだもん。
テレビもビデオもビデオカメラなんかも、、、。

ビデオカメラなんか、メカ部なんか結構アロンアルファのお世話になってたりして。
いつか火を噴くかなぁ。

ま、私の回りの電化製品は、自己責任で構いません。
っつーか、間違いなく自己責任にされるでしょう。
うん。