2007年12月13日木曜日

イヤミな警報機

私の会社の警報システムが新しくなった。
各フロアの各々の会社の退出時に最後の人間が警報をセットするのである。

セットするのは、自分のカードを差し込むだけなのだけれど、
その時、この警報機は、女性の声がスピーカーから流れる。

退出時、カードを入れると、
「警備を開始します。」

朝、入室時には、
「警備を解除します。」

まぁ、この内容は、以前の警報システムも同じだ。
けれど、今回新しくなって、ひと言が追加された。

すべてのフロアの会社が退出し、ビルの中の全く最後の退出者になった時にカードを通すと、この冷たい女性の声がひとこと告げる。

「あなたが最終です。」
「はいはい、そうですよ。」
思わず答えてしまう私。

”あなたが最終”と聞いた途端、間違いなく自分の疲れが増幅されたのがわかる。

まったく、、、余計なお世話である。



P.S

この冷たいセリフを聞く機会が結構多い私である。

先日、現場で徹夜明けの時に、会社に戻ってきたら、
他のフロアには、まだ誰も居ない。

ビルに初めて入る人間は、きっと何か気の利いたことを言われるのではないか、
と期待してカードを通した。

そしたら、、、ただ、「警備を解除します。」だった。
せめて「アナタが一番です。」ぐらい言ってくれたって良さそうなものじゃない?

イマイチ気の効かない警備システム設計者である。