2008年6月2日月曜日

嫌われ松子の一生

# 哀しすぎるよ。

タイトルからして好きになれなかった映画だけれど、
評判が高く(多く?)
気分が最悪に落ち込んだ時にこれを見よう。
そう思って、ハードディスクに眠っていたこの映画。

本当に気分が落ち込んだ時にこれを見ると
相乗効果でよくないんじゃないか?
そう思って、適度に落ち込んだ時に視聴。

# 哀しすぎるよ。

監督は、実験的だ。
コメディーともシリアスともミュージカルとも思える手法での演出だ。
思いっきりツラそうな人生をその演出で中和させているよね。でも、

# 哀しすぎるよ。

原作を読んでいないけれど、こういう演出にしてしまって良かったの?
ちょっと気になりました。

でも、松子さん、
あなたは、例えたった一人でも、あの彼の神だったんだよ。
それを伝えたかったです。

ラストの松子さんが階段を上がり始めてからのあの連続ショット、
何故か、私は、とても救われました。

そういう意味では、監督にヤられました。
哀しすぎて、なのに、救われて、、、

そんな想いがちょっと悔しい映画でした。


P.S

でも、、、やっぱ

# 哀しすぎるよ。

ダメだぁ、やっぱ、このオヤジには、、、哀しすぎる。

尾を引きそうなので「僕の彼女はサイボーグ」観に行ってきまつっ。