どうも主人公が高齢者であれば、やっぱ観ておかないとな、とレンタル。
スウェーデン映画で、ジャンルはコメディ、、、なの?
冒頭から、頭が痛くなるようなオヤジが出てきて、あ~この手の物語かぁ、と。
古き保守的な典型的な昔のオヤジ。
愛妻を亡くし、何度も自殺を目論むものの、うまくいかない。
けれど、その瞬間、記憶は過去に戻り、懐かしい場面が展開する。
このオヤジ、ある意味とにかく真面目なのである。誠実なのである。幼少期から。
# 一般的には、行き過ぎるほどに。
だから憎めない。
近隣住人とうまくやっていこうなんて気はさらさらないのだけれど、
他人が鬱陶しく感じながらも、困っていれば放っておけない。
そして、やがて、、、と、ここからは貴方の想像にお任せして、、、。
ただ、こんな終わり方になってしまうのが残念である。
観ていて反省する点が多々感じられる自分であったりする。
けれど、決して何かを押し付けてこないのがいい。
特におススメ度はないけれど、私は観て良かったな。
映画内でのオヤジの年齢設定は、59歳。
私より若いんかいっ!
主人公のカタブツオヤジ、名演でした。
P.S
同名の原作があるようだ。
米国版映画では「オットーという男」。
予告編を観ながら、思わず避けてしまった映画だけれど、
でも、このスウェーデン版で内容が知ることが出来て良かったでした。