いろいろ賞を取っていて気になっていた作品。
音楽は、誰もが一度は耳にしたことがあろう曲である。
原題は、ただの“THE PIANO”。1993年の公開。
ジャケットと曲のイメージから勝手に想像していたのだけれど、ある種ドロドロの恋愛映画でありました。
時代が1800年代、場所はニュージーランド。
言葉が出せない代わりにピアノの旋律で気持ちを表す女性と、原住民に同化した男性のある意味不倫の恋愛物語。
愛されたいと思いながらも彼女のピアノを大切に出来ない夫。
ピアノを大切にし続ける彼女とその音色に恋に落ちてしまう男。
でまたその原住民に恋をしてしまう女。
そして、罪はないのだけれど、、、あ~もうっの娘。
にしても三人三様(四人四様?)のキャラと行動がなんとも観ていてツラい。
なんでこううまくいかないものかなぁ、と私はイラついていたりして。
理由はともかくとして
そりゃ好きになれないものは仕方がないよね。
そりゃ好きになっちゃったら仕方がないよね。
ってか。
でもって、最後は彼女の再生の物語と言えるのでしょうかね。
# ハッピーエンドっぽいけど、何故か私はモヤモヤ。
# まぁ私の観方はきっと屈折してるんだろうな。
最後の方は、どうなるの?どう終わらせるの?に見事に引っ張られて。
でもなぁ、もっとさわやかな物語を期待していただけに逆にツラさマシマシの一本でした。
P.S
しかし、、、どんなに役がうまくても、、、
やっぱり、、、ガキの出てくる映画は好きになれません。(きっぱり!)