これもまだ上映されているからなぁ、、、
やっぱネタバレは、やめた方がいいよなぁ、、、
けれど、この映画は、ストーリーの問題ではない。
感覚で味わう映画なのである。
私は、「かもめ食堂」が大好きである。
その年の私のベストワンに評したこともある。
そのスタッフ達が集まって製作したとなれば、
見ないわけにはいかない。
けれど、見終わってつくづく思うことがある。
この映画は、癒し系の映画なのである。
ともなると、こちらの状況がきっと大いにその映画の感想に影響を与えるであろう。
この映画を観る時の観客側の気持ちが、その精神状態が、きっとこの映画の評価を左右するに違いない。
正直言って、この映画は、私にはあまり合わなかった。
かもめ食堂からの期待があまりにも大きすぎたのかもしれない。
どちらかというと、癒されるというよりもイライラさせられることも多かった。
どうもすっきり気持ちよく見ていられなかったのである。
ただそれは、たぶんにこちら側の問題のような気がしたのである。
ですから、これから観に行かれる方は、そんな精神状態を整えて見ないと、大きな感動、というか、癒しは得られないかもしれない。
そんな気がしました。
# どういう精神状態で観にいけばいいのか?と訊かれても、わかりませんが。
けれど、、、そんな状態だった私でも、見終わった後は、何故かすごく落ち着いた充実感に包まれた精神状態に導かれている自分に気がついた。
それは、まるで催眠術にかけられて、気持ちよく催眠術が解かれたような、、、。
私には、ちょっと不思議な映画でありました。
あなたにとって、お奨めかどうかは、わかりません。
P.S
しかし、、、そう考えると、、、
「かもめ食堂」を観た時より、私は癒される必要がなくなった状態なのか?
そうは思えないんですけど、、、