2007年11月24日土曜日

ALWAYS 続・三丁目の夕日 2

2回目の鑑賞であります。
80歳になる母と。

娘が奨めるというので、
観てみたいというので、
そう言われりゃぁ、映画ファンとしては連れて行かないわけにはいかないでしょ。
残念ながら、母は、パート1の方を見ていないようなので、

# 忘れちゃっただけかぁ?

話の筋の把握に心配だったけど、
まぁ、昭和30年代といえば、とにもかくにも懐かしいであろうと、
昭和30年代生れの私と鑑賞に至ったわけである。

しかし思うに、、、
仮にこの映画を観る人が10歳~90歳(50歳±40年)の範囲だと仮定する。

私がその中央の50歳と言っても昭和32年生れである。
ならば、映画館で観る人の半数以上は、
この昭和34年という世界を知らない人であることになろう。

そんなその時代を知らない人々が観て、いい映画と判断するのは、
もちろん、そのストーリー、感情、情緒、風景、、、
何となく、私もわかるし、私もこの映画に涙する。

「物に恵まれていなくても楽しかった、、、」
などという最近巷でよく聞く台詞も私自身確かに認める。

けれど、その時代に戻りたいか?と言われれば、大いに疑問である。

物理的に言っても、昔は、きっと今よりも
例えば、汚かったし、臭かったし。

確かに当時は、それでも平気だった。
けれど、今、私はあの時代に戻れそうもないような気も。別に戻りたくないし。

# 何か話が低次元になったな。

要は、私がきっと言いたいのは、この映画を観て、
「過去の古き良き時代の映画」として終わらせたくないのである。

そういう意味では、次は「新・三丁目の夕日」を製作してもらいたいものである。
登場人物たちの50年後の現代のシーンを作ってもらいたいものである。

そして、今もなお、登場人物の人々は、昔のままの感情・情緒で生活していながらも
やはり日々の生活の中で感動のシーンが見られるそんな映画を期待したかったりもする。

# 無理だろうなぁ。
# しかし、今日のコメントは、言いたいことがうまくまとめられなかったな。自戒。


P.S

今回もマーブルタイルいっぱい出てきました。
タバコ屋さんの壁も、床屋さんの壁も。

マーブルタイルは、昭和初期の思い出を象徴するタイルになってしまっているのが、
何ともうれしいのやら、淋しいのやら、複雑な気分。

でも、懐かしいですよ。→ 業界関係人へ

マーブルタイルってどんなの?ですって?
この写真のタイルです。
あなたも見たことありませんか?