先日、とうとう鬼籍に入ってしまった森永氏が
「誰も書かなかったメディアの闇」
という内容で捨て身で残した書籍であれば、やっぱ目を通したいと思って。
読んでみて私の中では「なるほど」と「やっぱりね」が交錯する。
一般人が目にするメディアは、極めて表層な部分ばかりであろうことは想像につく。
そして、その表層な部分は、これまた極めて深い深層な部分を包み隠していることになるのだろう。
まぁ最近はネットであれやこれやとその深層部分を耳にすることもあれば、
今更驚くことも少なくなってきてしまっているけれど、
その深さは、メディアの領域を超えて、政治の世界まで絡んでいるとなると、なんだかメディアも哀しいやね。
まぁ、そういったことに関連する人々は、事なかれ主義でいきてゆくのか、歯がゆさばかりを感じながら生きてゆくのか、
いや、当人たちはきっと麻痺してしまってたり?
ある意味、メディアや政治で生きる人たちの哀しさを読んだ一冊でありました。
P.S
物事には、表があれば、必ず裏がある。
自分が見ているのは、表だけに過ぎない、ということは忘れないでいたい。