2025年4月19日土曜日

発言禁止

森永卓郎著。

先日、とうとう鬼籍に入ってしまった森永氏が

「誰も書かなかったメディアの闇」

という内容で捨て身で残した書籍であれば、やっぱ目を通したいと思って。

読んでみて私の中では「なるほど」と「やっぱりね」が交錯する。

一般人が目にするメディアは、極めて表層な部分ばかりであろうことは想像につく。
そして、その表層な部分は、これまた極めて深い深層な部分を包み隠していることになるのだろう。

まぁ最近はネットであれやこれやとその深層部分を耳にすることもあれば、
今更驚くことも少なくなってきてしまっているけれど、

その深さは、メディアの領域を超えて、政治の世界まで絡んでいるとなると、なんだかメディアも哀しいやね。

まぁ、そういったことに関連する人々は、事なかれ主義でいきてゆくのか、歯がゆさばかりを感じながら生きてゆくのか、
いや、当人たちはきっと麻痺してしまってたり?

ある意味、メディアや政治で生きる人たちの哀しさを読んだ一冊でありました。



P.S

物事には、表があれば、必ず裏がある。

自分が見ているのは、表だけに過ぎない、ということは忘れないでいたい。







2025年4月17日木曜日

忘八

最近、大河ドラマ内で知った単語「忘八」

# ちゃんと変換に出てくるのがてえしたもんだ。

「忘八」とは

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 (てい) の八つの徳目のすべてを失った者の意

転じて、遊女屋やその主人のことを指す。

だそうだ。

ほぉ、とこの歳で知った知識をココにメモ。



P.S

自分は、、、忘三ぐらい?うんにゃ忘五か?

なんて思いながらも、閾値を下げてゆくと、、、

結構、私は忘八かもしれないという疑惑。

むむむ。




2025年4月15日火曜日

アンテベラム

ドンデン返し映画として評判のこの映画、
全く予習しないで観たのがよかった。

# もうネタバレ厳禁の極致であります。

公開は、2021年というので、ある意味ちょっと前の映画だ。
で、コロナの影響で、日本での劇場公開はされなくなっちゃったようで。

“アンテベラム”というのは、“戦前”ということで、アメリカでは“南北戦争前”の頃のことを言うそうだ。

物語は、冒頭から黒人奴隷へのツラいシーンから始まる。

あ~この時代のこの手の物語かぁツラいな、と思っていたら、やがて、現代パートへ。
時代を超えた物語? 夢物語? 先祖のDNAの名残りのなせるもの?

いろいろな思いを持ちながら見続けていると、、、思わず

「はぁ????」

その後のラストに向かっての展開に、

「そ~いうことだったの?」

まぁ、確かにドンデン返し映画ではありましたが、なんだかツラい映画だったな、と思ってたら

やっぱジャンルは、ホラースリラーだったようで。

確かにドンデン返しは意外でしたが、あまり人に勧めたくなる内容じゃぁないなぁ。

そんな映画でした。


P.S

しかし、、、モチーフには、黒人差別がある。

こんな物語が作られるのは、アメリカでの今の状況への複雑なモノも感じざるを得ない。

# あ~、うまく書けないので、、、やめておこ。






2025年4月13日日曜日

火の鳥 ギリシャ・ローマ編

先日、太陽編を読んで、ここまで来たら、と火の鳥の原点も読みつくそうと。

この一冊には

・エジプト編
・ギリシャ編
・ローマ編
以上は、1956年連載

・黎明編[漫画少年版]1954年

が含まれていました。

火の鳥のスタートは、エジプト編から始まるのですね。

火の鳥は、神の国で籠に閉じ込められていたのが、逃げて下界に降りて人類の目に留まるようになったのでした。

# って、思いっきりネタバレを書いてしまう。

そして、エジプト編でとある若者カップルが火の鳥の卵を洪水の時に助けたお礼に血をもらってから永遠に生き続けることになるのです。

いろいろな出来事に遭い、何度も命を落としながらも、物語はギリシャからローマへと。

今回の新発見は、

・火の鳥の寿命は、約3000年。
 (決して一個体が永遠に生きるわけではない。)

・したがって、火の鳥は卵で代変わりしてゆく。

・ヒナが生まれ、親は燃えてしまうことにより、その3000年の寿命の能力が引き継がれる。

・だから、火の鳥のヒナは、親には育てられず、小動物達によって育てられることになる。

・なので、小動物たちも火の鳥の親鳥から血をご相伴にあずかることになる。

・ちなみに火の鳥がいろいろな動物と話が出来るのは、3000年も生きているからだそうで。

・代替わりした生まれたばかりの火の鳥もすぐに小動物と話が出来ているので、言語能力はそのまま遺伝するのです、、、かね?

と、キリがないのでココで。

いやぁ、いろいろスッキリして読んで良かったです。




P.S

さて、今回の一番の新発見は、、、卵を産んで引き続いてゆく以上

火の鳥は常にメスであるという事実。

確かに、今まで火の鳥ってメスのイメージがあったのは私だけ?






2025年4月11日金曜日

怒りの矛先

人助けをする場合は

「人は、全く手を差し伸べない人よりも、差し伸べた手が不十分である人に対して怒りを向ける」

ということは、よくよく覚悟しないといけない。

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Tumblrで流れてきた。

最近は、女性に対するAED問題などもあるけれど、
身近なことだっていろいろある。

ゴミが落ちていても、近くにゴミ箱がなきゃ拾う気にならない。
目の前に落とし物があっても拾った方がいいのやらわるいのやら。

結局、見て見ぬフリの方がよかったりも?なんていう判断になる。

いつからか「自己責任」なる言葉が闊歩し始め、今どきはデフォが自己責任の世であれば、

「触らぬ神に祟りなし」になってしまうわね。

怒りの矛先を受け止めるのがあまりにも大変だからね。

昔はもっとおせっかいが許されたような気がするんだけどな。

もうジジイなんだから、嫌われるのも迷惑がられるのも気にしないで振舞えばいいんじゃない?

いやジジイの盾は、いざとなると超弱いんで。

# 哀しい言い訳だな。

なんだか難しい世の中になったものだとつくづく思う。



P.S

少子化の一因は、こんなところにもあると思うんだがな。




2025年4月9日水曜日

フロム・ダスク・ティル・ドーン

# なんでこの映画を観ようと思ったのかな。
# まったく思い出せない。

1996年の米国映画。

原題がそのまま“From Dusk Till Dawn”であれば、こちらも夕方から明け方までの物語ということになろうか。

妙に物語の始まり方が生々しいな、と感じつつも、主役がジョージ・クルーニーであれば、それなりに上品な映画に仕上がっているはずだよな、と信じていたのに、、、

# ジョージ・クルーニーも昔は違っていたのね。

そもそもクエンティン・タランティーノがジョージの弟役として出てれば、もっと早く気がつくべきでした

この映画のジャンルが、ホラーアクションってことに。

要は、私の好きでないキモい吸血鬼ネタでありました。

まぁそうなるとなんでもアリとなるこの物語、観ながらも私は「あ~早くケリついてくれぇ」と思わずにはいられず、ツラかったな。

古い映画とはいえ、なんともB級映画っぽいホラーと知っていたら絶対観なかったな。

こういうのが好きな人とはきっと付き合えないよな、と感じた一本でした。




P.S

実にこのシリーズは、続編として2や3もあるようですが、、、

絶対観ないわっ。(キッパリ)






2025年4月7日月曜日

方向幕

先日、名鉄企画のバーチャル名古屋駅を体験したのは報告済み。
で、最後にアンケートを書いておいたら、なんと当たりました、方向幕が。

# マニアには貴重なモノかも?

いや、方向幕ってなに?って方も多かろう。
要は、行先表示用のフィルムですね。(写真参照)


実際に使われてるもの、ということで。

ところが“森上”っていう駅名がどこにあるのか知らず。
行先になるぐらいだから、少なくともターミナルだよね、などと思いながらググってみたら、、、意外だった。

 で、ここまで知ると意地になって現物を確認してきましたよ、そして、駅も。
 

森上って、銀杏で有名な街なんですね。
行ったのが平日の午後だったこともあって、とてものどかで。


無人駅だったので、ついでに自撮りしてきました。
私が持っているのが方向幕のフィルムです。

駅内に誰もいなかったので、ホームの反対側にデジカメを置き、戻ってきてスマホでパシャッ。久々にレンズカメラ(DSC-QX100)の威力発揮です。

# あちゃぁ~レンズカメラ、、、ディスコンになってるぅ。

ちょっと旅情を楽しんだ一日でした。



P.S

けど、、、まんまと名鉄にのせられたん?






2025年4月5日土曜日

今すべき事を先に延ばすと


今すべき事を先に延ばすと

実行しにくい事情が起きてくる


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SNSで流れてきた一文。
ちょっと笑えたもので。

というのも、私の近くにまだマイナンバーカードを作っていない人が居て

「作りに行かないの?」って尋ねたら、
「今更作りに行くのが恥ずかしい。」とかで。

# 何で恥ずかしいのか私にはよくわかりませんが。

いや、上記文はこういったパターンも含まれているんだろうな、と。

レイトマジョリティは、気がついたらラガードになってしまう危険性をつくづく感じます。



P.S

いやいやこんなこといくらでもあるでしょう。

お礼をするのが遅れて、今更、、、とか。
借りたものを返すのも、、、とか。
実行しにくい事情に負けて、うやむやにしてしまうことだって、、、

私にもいっぱいあるな。
他人のことは言えませんや。




2025年4月3日木曜日

ロスト・ボディ

ドンデン返し映画という評判を耳にして選んだ一本。

# ネタバレ絶対厳禁だな。

製作は、2012年。
スペイン映画。
ジャンルは、サスペンス。

原題は、“El cuerpo”。
スペイン語では、単なる“体”ということであれば、“ロスト”をつけ加えたのは国内に輸入されてからかな。

ちなみに日本では、劇場未公開だそうで。

ことの発端はタイトル通りで、女性の遺体が死体安置所から消えるところから始まる。

そして、彼女の夫に不可解なことが次々と起こる。

現場に来た警部が執拗に追及する。

なぜ死体が消えたの?
彼女の夫が殺したの?死因を隠すために?
盗んだ第三者がいるの?
...その他いろいろ、、、と。

そして、最後にすべてが解き放されるのでありますが、、、

いやぁ、ドンデン返し映画という前提でこちらも勝手に犯人を想像しながらも、、、

結果は、、、予想の遥か上をいく展開でした。

# あらすじ?書けるわけないっしょ。

時間的には、単に一晩の間の出来事ですが、
確かに、ドンデン返し映画でした。

うん、意外性は面白かった。
なんで劇場未公開なのかなー?



P.S

しかし、、、いくらなんでも、、、ちょっと、、、頑張り過ぎてない?

いやなに、ひとりの人物に向けての私の感想です。

# 当然、誰かなんて書けませんが。





2025年4月1日火曜日

試験管でフリージア

冬、部屋の中の机の上で楽しめるかな、と思って、試験管でフリージアを育て始めた。

# あまり机上に土の入った入れ物は置きたくなかったもので。

試験管はあまりにも細いので、ちょっと可哀想な気もしたけれど。

そして、数カ月、、、見事に咲き始めました。

根が水に浸かりっぱなしなので、腐っちゃうかな、と思いながらも、水を頻繁に入れ替えれば大丈夫でした。
寒い時期は水が腐りにくいので、2~3日に一回ぐらいの交換かな。

机の上で簡単に水交換が出来るのもいい。すごく少ないからね。
で水と一緒に液体養分を数滴たらして。

さて、いざ花が咲きだすとなんと気になることが。

# もう毎日目の前で見ているからね。

フリージアなるもの花のつぼみは見事に一列に並んでいて、根元の方から順番に咲き出すわけです。
まず一番手が咲き、二番手、三番手と咲き出します。

ただ、四番手があたりが咲き出す頃、、、一番手が枯れだす。

一番手は、茎の一番根元に位置するわけだから、水分も養分も優先的に取ってしまえばいいものを
あえて自分が枯れることによって、後ろの花たちを開花させようとしているその兄弟姉妹思いがスゴい。

まるで自殺因子アポトーシスをそのまま見ている感じがしてツラいな。
だから兄弟姉妹全員で一斉に咲くっていうのが見られないんですね。

桜やヒヤシンスのように一斉に咲いて一緒に散る、、、なんてのと違って

少しでも長い時間開花していようと選んだ戦略に感謝です。



P.S

さぁ次なる目的は、、、球根が残せるかなぁ。

フリージアの球根は、試験管サイズなので、ぜひ頑張ってみたいと思います。




2025年3月30日日曜日

たこやきキーホルダー

かつて90歳のおばぁちゃんから誕生日にいただいたキーホルダー。

半世紀以上前、そのおばぁちゃんと私は、銀座の遊歩道で屋台で焼きダンゴを焼いて売っていた。

大学生のアルバイトだった私は“おかぁさん”と呼んでいたものである。

だからきっとおかぁさんもこの屋台のカードを見て懐かしく思って送ってきたのであろうな。

このキーホルダー、大切にしていたけれど、ちょっと表に出てもらおうと思って使いだそうと思った次第で。

懐かしい想い出を想起させる大切なトリガーキーホルダーであります。



P.S

もし鬼籍に入っていなければ、今年で106歳。
もう少し経てば、また会えそうだよね、と。





2025年3月28日金曜日

近松物語

1954年製作の時代劇であります。

当然、白黒。

何気ない些細(?)な出来事のはずが、運、不運も重なって、、、ドロドロドロ。

男女がなんとも複雑な状態に陥り、一旦は死ぬ覚悟に至ったものの、お互いの愛を知りそこからは逃避行となる。

# と、まぁあらすじは、他の人に譲って、、、と。

70年も前の映画じゃ途中で飽きちゃうかなぁ、と思いながらも、物語も分かり易く、やはり長谷川一夫は粋だし、
話の進み方のテンポもよく、昔の日本映画アッパレであります。

しかし、なんとももどかしい、っていうか、なんていうか、、、
やっぱツラい目に遭うのは、真面目に生きている人間の方なのかなぁ、という残酷な時代劇。

最後は清々しい顔しながら磔に向かう二人、、、って哀しすぎるでしょ。

# 壮大なネタバレだな。

いっそ、小さな恋のメロディ的に終わって欲しかったなぁ。

ところで、なんでこの映画選んだっけな?



P.S

しかし、不義密通は磔、、、って

現代なら、巷にゃぁ磔だらけだな。




2025年3月26日水曜日

かんれきのマーチ

いただきものです。

いや、こんなものがあるのですね。
特に還暦用っていうわけじゃなくて、パッケージのデザインがかなり自由に作れるとか。

いわゆるオーダーメードのコアラのマーチです。

ちょっと調べてみたら、ロットが10個単位で1セットから製作可能。
で、お値段は、2700円(税込)/セット(送料別)。

まぁ1個270円を高いとみるか安いとみるかは人によるのでしょうが、10個からのオリジナルが作れるのなら充分アリだと思うんですが。

いやぁ、次回何かイベントがある時には使ってみたいなぁ。

私の香典返しにいいかも、、、な。



P.S

でも、モチっと内容量が欲しいなぁ、

と感じるのは私だけでしょうか、、、。→メーカー殿






2025年3月24日月曜日

火の鳥 太陽編

夜遅くテレビで手塚治虫の“火の鳥”のアニメ版が放映されているのが目に留まったのだけれど

「ん?太陽編?そんなのあったの?」

で調べてみたら生前最後の作品だそうで。

更に調べたら、アニメの太陽編は原作とかなり違うということを知って、この際ちゃんと読んでおこうと。

私の手に入れたものは、上巻、中巻、下巻と3冊に分かれていて、火の鳥シリーズの中でも長編の部類であろう。

あらすじは、他に任せるとして、、、

主人公は、過去(7世紀)と未来と行き来(?)する。

やはり火の鳥は今回も宗教の御神体的存在で扱われているものの、
更には狗族なる人間には見えない霊界の存在とのリンクがある。

今回の物語も、哲学・宗教・価値観・闘争などが絡みあっている。

また、主人公は狼の頭部をかぶせられたまま話が進行してゆくが
本来怖がられてしまいそうな容姿の主人公が、やがて人々に受け入れられてゆくことが、
人は見た目ではないことを暗示しているようで、ちょっと嬉しかった。

最後は、狗族として?いやもうそんなことはどうでもよく、ひとつの生命体として永遠に存在してゆくその終わり方は、いつもの“火の鳥”でありました。



P.S

長編だけに、手塚治虫がそこに込めた思いはきっとかなり多いに違いない。

それをどこまで感じ取ることが出来たのか、、、

今回もそれを試されているような気がしてならない。





2025年3月22日土曜日

ピアノ・レッスン

# ちょっとマイナーに書く。

いろいろ賞を取っていて気になっていた作品。
音楽は、誰もが一度は耳にしたことがあろう曲である。

原題は、ただの“THE PIANO”。1993年の公開。
ジャケットと曲のイメージから勝手に想像していたのだけれど、ある種ドロドロの恋愛映画でありました。

時代が1800年代、場所はニュージーランド。
言葉が出せない代わりにピアノの旋律で気持ちを表す女性と、原住民に同化した男性のある意味不倫の恋愛物語。

愛されたいと思いながらも彼女のピアノを大切に出来ない夫。
ピアノを大切にし続ける彼女とその音色に恋に落ちてしまう男。
でまたその原住民に恋をしてしまう女。

そして、罪はないのだけれど、、、あ~もうっの娘。

にしても三人三様(四人四様?)のキャラと行動がなんとも観ていてツラい。
なんでこううまくいかないものかなぁ、と私はイラついていたりして。

理由はともかくとして
そりゃ好きになれないものは仕方がないよね。
そりゃ好きになっちゃったら仕方がないよね。
ってか。

でもって、最後は彼女の再生の物語と言えるのでしょうかね。

# ハッピーエンドっぽいけど、何故か私はモヤモヤ。

# まぁ私の観方はきっと屈折してるんだろうな。

最後の方は、どうなるの?どう終わらせるの?に見事に引っ張られて。

でもなぁ、もっとさわやかな物語を期待していただけに逆にツラさマシマシの一本でした。



P.S

しかし、、、どんなに役がうまくても、、、

やっぱり、、、ガキの出てくる映画は好きになれません。(きっぱり!)





2025年3月20日木曜日

チケットロス事件

よく行く食堂のシェフに言われた。

「この前、まだレイトショー枠で観られましたよ。」

そうだったぁ忘れてたぁ!とすぐにネットで9時15分の回の座席予約。

“機動戦士ガンダム ジークアクス”である。

まだ観ていない私の前でシェフは淡々と話す。

「やっぱ庵野さんが脚本に入ってりゃ、エヴァ感たっぷりで、いやぁなんともパラレルワールドのお話で、、、」

「やめてぇ!映画館で観るからぁ!」

さて当日、午前中から早々と仕事をかたずけ、レイトショーだもんな、やっぱちょっと昼寝しておいた方がいいかな、などと。

それにしても9時何分だったかな、と確認をする。

9時15分かぁ、こんな時間でもレイトショーっていうのかな、などと。

ん?でも9時15分っていう表現、午前中の部の時間標記はどうなるん?と調べ始めたら、、、

9時15分って朝の回じゃん、夜は21時表記じゃん。

と気づいたのが午後3時。取ったチケットの回は既に終わってた。

私の落ち込み様は尋常ではない。

そもそもこの映画、今週末までで、もう午前なんかに時間は取れない。

あちゃ~~~~~~!

チケット代のロスも手伝って、もう見逃した感に落ち込んだ落ち込んだ。

という、あ~もう~早く忘れたいっ!事件でありました。

# 忘れたいけれど、、、自戒の為にココに記す。

くっそぉ!



P.S

ちなみにロスしたチケット代は、1300円。

高齢者割引がせめてもの救いです。






2025年3月18日火曜日

デッドエンドの思い出

これまで書いた自分の作品の中で、いちばん好きです。
これが書けたので、小説家になってよかったと思いました。
      -よしもとばなな

最高傑作、待望の文庫化!
--------

以上は、本の帯に書かれていた文句である。

よしもとばななは、私は遥か昔に「キッチン」を読んだ記憶があるけれど、それ以外に、、、読んだかな?ぐらいの印象でしたが
こんな文面が目に入ったら、とりあえず手に取ってしまうでしょ。

# まんまと編集者にやられた感。

内容は、5編の短編集。
大きな感動があるわけではないけれど、ごく普通な優しい文体の中でしみじみとその温かみと切なさと。

私は最初の「幽霊の家」が好きかも。

あまりにもサクッと読めてしまったので、逆にあまり後に残らない一冊になってしまいそうだなぁ。
どこがよかった?と聞かれても、言葉にしにくい、そんな一冊でした。



P.S

まだまだ先があるのだろうから、“最高傑作”なんて言葉はまだ早いですよ。

これからもいい作品をお願いします。




2025年3月16日日曜日

レジェンド&バタフライ

東映70周年作品だそうで。

タイトルは洋風だけれども、キムタクと綾瀬はるか演じる織田信長と濃姫のラブストーリーであります。

織田信長モノは、かなり気になる私ですが、
封切りになった時に、どうにもイマイチの評判が耳に入ってきてスルーしてしまったな。

で、この度、やっと鑑賞。
3時間弱に及ぶ長大作なので、なかなかトライ出来なかった。

まぁあらすじはパスするとして、

観てて難点だったことは、、、

キムタクと綾瀬はるか、、、あまりにも現代人で
織田信長のイメージも、従来の古きイメージともかけ離れていて
そこを乗り越えられなかった感が。

あと言葉、尾張弁が生粋の名古屋人にとって耳が痛いやね。

それに各イベントのステージにまったく解釈がないので
既に戦国時代の知識がないと浅い観方しかできないかも。

逆に知識があればあったで、それこそ各ステージの取り扱い方がとても浅く感じてしまう。

そりゃツラいよ、大河ドラマで一年かけてもよさそうな内容を3時間にまとめるんだから。

全体的には、歴史モノに反してのその現代的ロマンチックさはある意味私は嫌いではないのですが
なんとも微妙にまじりあってる感じがツラかったかも。

まぁいつか観なきゃと思っていた物語をとりあえずこなした感は満足です。

おススメ度は、残念ながら低いっす。


P.S

あと、、、

徳川家康が誰かわかんなかった。メーキャップあっぱれです。

吉乃が、、、私の吉乃のイメージがぁ、、、壊された。

それにしても濃姫、、、スゴ過ぎるでしょ。

しかし、、、

実は、織田信長は逃げて船で外国へ、、、

私は、この映画ならそんな終わり方もアリだよね、って好意的に捉えていたのですが、突然やっぱり現実に戻されて、、、

脚本の根性ナシっとひと言書かせていただきます、はい。





2025年3月14日金曜日

きりひと讃歌

手塚治虫であります。

古本屋で何気に発見。
手塚治虫にこんなシリーズもあったんだぁ、と思いつつ、何巻まであるの?と調べたら3巻。
ちょうど3巻並んでいたので、3冊大人買い。

ひとつの物語で3冊に及ぶわけだから長編の部類だろうか。

医療業界の闇や人種や外見の差別や宗教観など実にいろいろなモノが含まれている。

ちなみに1994年の初版なの30年も前の作品です。
だからか、今じゃ表現できない内容も結構含まれている気がするのは私のきのせいか。

# まぁあらすじを書きたいところだけれど、それはググっていただいて。

今までも火の鳥シリーズなんかも読んできましたが、それよりもずっと超大作のような気がします。

全体的にとても重い雰囲気で話は進みますが、その後にきっとステレオタイプの価値観へのアンチテーゼを感じることになるのではないでしょうか。

手塚ファンではありますが、とても全部読み切れない中で、この物語と出会ってよかったです。



P.S

しかし、私の場合も、鉄腕アトムから始まって、実にいろいろな話を読んできてはいるわけですが、

手塚治虫って漫画家は本当にすごいなぁ、とつくづく思います。



2025年3月12日水曜日

受験と縁結び絵馬

受験シーズンである。
我が家の近くの神社は、学問の神を祀っているので受験シーズンの混み方も大変だ。

絵馬などは、もう掛けるところが見つからないほどに掛けられている。
それを見るのは、結構楽しい。

# ま、基本、他人事だからね。

が、神社のもう一方の隅には、縁結びの神様もいて、こちらにも絵馬掛けがある。
ちょっと目を通してみると、やはり男女間の恋願いである。

けどね、こちらにも受験の絵馬を掛けてもいいと思うんだよね。

その大学と自分の縁結びを願うという意味で。

# 縁結びの神、出雲大社で得たうんちくである。



P.S

ただ笑えるのは、、、

受験の相手大学は、ほとんどの人が複数だからなぁ、、、。
そんな浮気心で縁結びの神様がその願いを叶えてくれるとは思えないし。

一校だけに賭けている人のみが許される行いでありましょう。




2025年3月10日月曜日

幸せなひとりぼっち

なんとも複雑さを感じるこのタイトル。
どうも主人公が高齢者であれば、やっぱ観ておかないとな、とレンタル。

スウェーデン映画で、ジャンルはコメディ、、、なの?

冒頭から、頭が痛くなるようなオヤジが出てきて、あ~この手の物語かぁ、と。

古き保守的な典型的な昔のオヤジ。
愛妻を亡くし、何度も自殺を目論むものの、うまくいかない。
けれど、その瞬間、記憶は過去に戻り、懐かしい場面が展開する。

このオヤジ、ある意味とにかく真面目なのである。誠実なのである。幼少期から。

# 一般的には、行き過ぎるほどに。

だから憎めない。

近隣住人とうまくやっていこうなんて気はさらさらないのだけれど、
他人が鬱陶しく感じながらも、困っていれば放っておけない。

そして、やがて、、、と、ここからは貴方の想像にお任せして、、、。
ただ、こんな終わり方になってしまうのが残念である。

観ていて反省する点が多々感じられる自分であったりする。
けれど、決して何かを押し付けてこないのがいい。

特におススメ度はないけれど、私は観て良かったな。

映画内でのオヤジの年齢設定は、59歳。

私より若いんかいっ!

主人公のカタブツオヤジ、名演でした。



P.S

同名の原作があるようだ。

米国版映画では「オットーという男」。
予告編を観ながら、思わず避けてしまった映画だけれど、
でも、このスウェーデン版で内容が知ることが出来て良かったでした。




2025年3月8日土曜日

ネットでブックオフ

街の本屋さんには大変申し訳ないのだけれど、

我が家からの距離として、図書館より、本屋さんより、ブックオフが一番近くにあってついつい立ち寄ってしまう。
すると、つい買ってしまったりする。

最近は、面白いかどうかわからない新刊よりも、「あ、これまだ読んでないじゃない。」そう思って手に取ってしまうパターンが多く。

しかも半月に1回、100円引きクーポンが配られてしまうと
110円の本は10円で、220円の本は120円で買えてしまうわけで。

# ちなみにそれをまた売ると、5円ぐらい返ってくるわけで。

図書館と比べれば、お金はかかるけれど、返却期間がないのがいい。
気にいれば、そのまま本棚に行けるし。

更には、アプリで在庫のネット検索ができる。
見つかれば、そのままポチっと購入し、近くのブックオフまで送料無料で届けられる。

読みたい古い本の在庫がなくても「入荷お知らせ」を登録しておけば、中古本として入荷されれば連絡が来るので、そのまま即ポチッと。

もうこれは便利。

なので、本屋で探して見つからずにガッカリするよりも、なんだか気分に無駄がなくていいんだな。

本屋さんへ、、、ごめんなさい。

けど、最近、子供たちへのプレゼントは、図書カードにしてますので、それでご勘弁を。m<._.>m



P.S

昔は、中古の本って、なんだか不衛生な感じがしたけれど、
中古でしか見つからない本を何冊も仕方なく読んでいるうちに慣れてしまった。

それにしてもブックオフの中古本は、思いのほかキレイなものが多いです。

みんな本って、売ること考えてキレイに読んでるの?

私は本に優しくなくて、ごめんなさい。






2025年3月6日木曜日

常設展示室(小説)

すみません、また原田マハです。

6編の短編からなる一冊であります。
それぞれの物語に一枚の名画が絡む。

最初の一編から涙じんわりチョチョ切れて、半ば辺りで落ち着いたものの
最後の一編「道」に声を上げて泣いてしまったこのジジイ。

いや小説だよ小説、と自分に思い込ませながらも、、、泣けました。

何気ない出来事に、人生のなりゆきに、一枚の絵を絡ませたこの短い物語たち、
やっぱキュレーターならではのこの作家の特異が光る。

けど、、、あまりにも哀しいので、きっと二度読むことはないかも。
けれど、涙を流すという行為に、なにか自分の中がいくらかデトックスされた気もしなくもなく。

美術絵画好きの人には、つい薦めたくなってしまう一冊であります。



P.S

原田マハ、、、きっとまだまだ続く、、、予感。







2025年3月4日火曜日

トライアングル

タイムループもの(?)だったのね。

タイムパラドックス好きな私は、タイムループものも好きっちゃぁ好きである。

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」とか「恋はデジャ・ブ」などでも
タイムループを繰り返すうちに、少しずつ前と違った状況になり、結局ハッピーエンドに至るのが定番であろう。

が、この映画は、ちょっと違う。

# ネタばれちゃうけど、、、許してたもう。

結局、前と同じ状況、思いを繰り返すのである。

が、本人が突然過去に戻るわけではない。

自分と同じ自分が、後から同じ行為をしながらやってくるのである。

# わっかんねぇ~だろうなぁ、観なきゃ。

# いや、それアンタの表現力不足でしょ。→自分へ。

しかも、繰り返している状況の中で自分が未来の(過去の?)本人と出会ってしまうという思いっきりパラドックスも見せつけてくれる。

だから人を殺せば、どんどん死体は増えてゆく。
それは、確かに意外性をもたらしてはくれるものの、なんだか夢も希望もないな。

さて、ここまでくると誰もが思うはずである。

「どうやってこの物語は終わるの?」

さらにもうひとつ、

「どうやってこのループは始まったの?」

ははは、、、すべては不明なままです。

ここらあたりをうまく処理できれば、名作になったかもしれないのになぁ、、、

散らかしっ放しじゃぁなぁ、、、。

と、最大のネタをばらして今日は終わります。(笑)



P.S

どうせだったら、明るいコメディーで作って欲しかったな、

と思う私はホラー嫌いだからさっ。




2025年3月2日日曜日

ローコスト(?)ひな壇

いやなにチョコの空き箱が残っていたので、ひな壇を模して配置してパシャッ。

それだけのことです。



 

P.S

細かい問い合わせは不可。



2025年2月28日金曜日

バス路線deハイキング 完歩!

名古屋市のバス路線を歩き始めようと思い立ち、せっせと歩き続けて、とうとう完歩!

約2年かかりました。

# 基本的に火・金曜日しか歩けないからね。

毎回歩く毎にツイッターにその記録を残した回数は144ポストを数えます。

よく続いたなぁ、とつくづく。

# 敬老パスのおかげですね、絶対。

歩いて何が変わったかというと、、、いろいろ変わった。

まず体重が標準体重になった。

今まで、標準体重なんて、誰がどうやって決めてんだよ?と疑い続けていたものの
いざ歩き、汗をかき、普通に食事をしてたら、その標準体重になってきたから面白い。
やっぱ論理的であり、現実的な数値だったんだなぁ、とつくづく。

やっぱ運動していると食事も適量になってきた感があるし、お酒もほとんど飲まなくなった。

歩くのが苦じゃなくなってきたし、地下鉄出入口の長い階段も普通に登れるようになった。

# 心臓トラブっていた時のことを思い出すと信じられないわ。

足もふくらはぎ辺りの筋肉は結構固くなった。

歩く量は、だいたい一日15,000歩ほど、時間にして2時間弱。映画一本観る感覚で。

耳にはワイアレスイヤホンで音楽を聴きながらも
誰かが書いていたけれど、ウォーキングしている時は、確かに坐禅の境地にもなる。

たまにはいい風景もあり、珍しいものや面白いものを見つけ、これが結構楽しい。

一度ウォーキングの代わりに山っぽいところを歩いてみたけれど、
空気もいいし、頂上に着いた時の眺めなどは確かにいいし、達成感もあるけれど、
木々の中を歩き続けている間は、なんだか修行に思えてしまうんだな。

その点、街の中のウォーキングは、、常に街の風景が楽しめる点が実にいい。歩いていて飽きないのがいい。

いやぁ、是非お勧めしたいバス路線deハイキングであります。


P.S

ちょっと小声でカミングアウトしてしまうと、、、

私はちょっと強迫性障害の症状がありまして、、、

# いや、かなり幼少の頃から

私の場合の症状は、行った道をそのまま戻らないと気が済まない、という内容で、、、

# 日常生活も苦労してますわ。

それがなきゃ、もっと効率的に回れたのになぁ。

でも、だからこそ往路または復路にバスが使えるバス路線を歩いたわけで。
だからこそ苦も無く続いたのだろうとつくづく思います。




2025年2月26日水曜日

エンダーのゲーム

これもドンデン返し映画なの?

# あまりそうには見えなかったな。

# やっぱネタバレは厳禁なんだろうな。

しかし、どうもこういったグーニーズ的なお話は好きになれないこのジジイ。

オトナが情けないよ。ジジイに価値はないのか。

# ないかもな。

あ~ジジイのハリソンフォードなんか見たくないよぉ。

# ネタが書けないとコメントも幼稚になるな。

それにしても私はかつて前から、宇宙人がやってきてもお互いに高い技術を持つ文明人同士であれば、
友好的なコミュニケーションって取れるんじゃないの?とET的に思って信じていたけれど、

最近の世界情勢を見ていると、やっぱうまくやっていけないかもなぁ、とつくづく。

ロシアは意味不明に攻めてくるし、ウクライナは防御しかできない構図。
まるで宇宙人から侵略されて、地球人は守るのが精いっぱいのその状態、まんまじゃん。

映画ではいつも地球人は勝つけれど、現実は、、、

ロシアで作られるSF宇宙人侵略モノ映画は、みんな宇宙人側が勝つの?

# なんてネタバレ避けるとやっぱ幼稚なことしか書けないっすわ。



P.S

しかし、ちょっとだけ更に考察を進めると、、、

今の世界情勢を見ていると、きっと、、

全地球人が一致団結して侵略してくる宇宙人と戦う、っていうよりも
侵略してくる宇宙人と手を組もうとする国やこの機にうまく立ち回ろうとする国が出てきそうで、、、

こえーわ。




2025年2月24日月曜日

愛知・名古屋 戦争に関する資料館

ウォーキングの途中で偶然見つけた資料館、ちょっと中に入ってみた。

そんなに広い展示館ではないけれど、ひと通りの戦中・戦後の資料が展示されている。

正直言って、歳を取った私から見ると、さほど珍しい物はない。
けれど、どこかで企画展でもない限り、なかなかお目にかかれない昔のものが常時展示されている場所としては貴重かもしれない。

# 社会科見学のコースにでも入っているのかなぁ、などと。

年に3回ほど、内容の一部が変わるそうだ。

特に強くおススメするものではないけれど、そんな場所があるということはお知らせしておきたいと思った次第。

入館料は、無料です。




P.S

今回は私は、250kg爆弾の現物や焼夷弾の仕組みなどをあらためて知った。

一度は、訪れておきたい場所である。





2025年2月22日土曜日

ちゃぶ台返し

ちょっと人と話をしていて「ちゃぶ台返し」っていう単語が出てきて、

そこからマンガ「巨人の星」に誘引された。

「ちゃぶ台返し」っていうと巷では星一徹が連想されるらしい。

ちなみに私は漫画「巨人の星」とはリアルタイムで付き合ってきて、何度も熟読しそこから多くのモノを学んだ。
そして、そんな私は断言する。

星一徹は、ちゃぶ台返しなどしていない。

飛雄馬が父と秘密だった大リーグボール養成ギプスを他の人間にばらしたことに激高した父・一徹が怒り狂って飛雄馬を殴ろうとし
その時の飯台がひっくり返っているシーンはあるが、決して一徹はちゃぶ台返しなどしていない。

そもそも一徹は、そんなことをする人間ではない!

と、半世紀以上も経ちながらも、私の信じている星一徹に対する今の世の間違った認識を修正し続けたいと思って
今日はココに声を大にしてコメントするものである。

以上。



P.S

ただググってみると、アニメの方に確かにちゃぶ台返しのように見えるシーンが出てきたりするんだよなぁ。

原作からアニメにする時に「ちゃぶ台返し」にしちゃったの?

その罪は重いなぁ、、、と星一徹を神格化しているこのジジイはそう思うワケです。






2025年2月20日木曜日

ゲット・アウト

すみません、ドンデン返し映画をまとめて借りたもので。

一応、ジャンルはホラー映画なのでしょうが、気持ち悪いシーンは極めて短く助かりました。
公開は、2017年ですが、こんな黒人の扱い方をして大丈夫なの?感は否めません。

しかし、微妙だな。
黒人に対する扱い方はひどいモノなのに、白人の方もそれでいいワケ?って思ってしまうのは、私の偏見かもしれない。

# あ~やっぱダメだよなぁ、ネタバレ。ドンデン返しものだもんな。

物語としては面白かったけれど、ちょっとあまりにも酷い内容で、ツラかったです。

終わり方がハッピーエンド風であったのがせめてもの救いでしょうか。



P.S

しかし、世の中には、例え空想であっても、まだまだいろいろな小説が作れるものだなぁ、と。

ホラージャンルには、食わず嫌いなモノも結構あるかもしれないな、とちょっと反省した次第。
けど、それは見てみなきゃわかんないもんなぁ。

キモくない、ドロドロしくないホラー映画を見ずに探すのは難しい、、、。

# って、勝手なヤツだな → 自分。





2025年2月18日火曜日

Subside

日頃からVRを楽しんでいる私。

リアル度がスゴイという評判のSubsideをやってみましたよ。
ちなみに“Subside”は、単に海中を泳ぐゲーム(?)です。

# 以下は、一応ダイビングライセンスを持つ私の考察です。

確かにリアル。
VRHMDの視野角の狭さもある意味リアルだ。

水の濁りや深くまで潜ると海底が見えてくるあたりは、実に再現されていてビックリ。
違うと言えば、音は水中とは違うな。けど、遠くでクジラの鳴き声なんか聞こえてくるのはなかなかだ。

あと耳抜き不要だし、マスククリアしなくて済むし。
泳ぐ動作で前へ進むのだけれど、足フィンを手に入れれば、トリガボタンで進めるので水中スクーター気分にもなれる。(遅いけど。)

あとは、、、水の抵抗がないので、腕に大きなうちわでも付ける?
浮遊感がないので、天井から体を吊るす?

残念ながら、ストーリー性がないゲームなので、ひたすら物を探すことになる。

# これが結構なかなかムズイ。

見つけたアイテムによって世界が広がってゆくのだけれど、、、私はまだまだだな。
今は、まだ発表されて間がないので攻略方法もわからず結構大変です。

諦めずに続けていけるのかなぁ。

久々のVRならではのゲームです。



P.S

冬にやるゲームじゃないかも?

いや、冬でも水中を気軽に楽しめるという意味では、私はコタツに入りながら海中を楽しんでいます。





2025年2月16日日曜日

眠れる美女

私の川端康成作品との出会いは、やはり「伊豆の踊子」であろう。

最初に出会ったのは、深夜帯の映画枠で放映されていた
そう吉永小百合・高橋英樹バージョンでありました。

# モノクロです。

その旅情、踊り子の可憐さ、思わず原作を読んだ。
そして、川端康成ファンとなった。

# 雪国、古都、、、ちょっと中学生には早かったかも。

最近、ネットで目にした。

川端康成のエロ小説「眠れる美女」

そ、そんな小説もあったの?と古本屋でつい手に取った。

# ある種のスケベ心は否定しない。

で、読んでみて、、、ツラかった。

# 内容にはあえて触れない。

描写、心象、、、あまりにも細かすぎて、内容が内容だけに読み進むのがツラかった。

しかし、川端康成もこんな小説を書いたんだぁ、とつくづく。
私の川端康成に対するイメージが、この歳になって大きく変わった。

読まなかった方が良かったかも、、、そんな思いも。

いやいや、これも代表作と言われているようだから、私の方の感性の方が浅いのかもしれない。

それにしても一緒に併録されている「片腕」なんて、シュール極まりない。
なにせ片腕を取って付け替える物語だったりして。

あとがきの解説は、三島由紀夫が書いている。

やっぱ天才たちのステージには上がれそうにないな、と改めて感じた。


P.S

本の裏の解説の画像を載せる。


ちなみに現在、私は67歳である。




2025年2月14日金曜日

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

女子高生がタイムスリップして、特攻隊員と恋に落ちる。

という内容であることは、事前に承知済み。

まぁきっと泣ける内容なのだろうなぁ、と思いつつ

タイムスリップものが好きな私は、どうやってタイムスリップするのか?に大きな期待を寄せたが、、、意外にシンプルだった。

んじゃ帰りは?、、、って、もっと唐突だった。

# もちょっと考えて欲しかったな。

それにしても、こちらも歳を取ってくると、今までにいろいろこの手の物語を見過ぎている感がある。

確かに若い人間を戦争中に送り込んで、その虚しさを感じ、そして、様々な出来事を体験して、、、

悲惨とは言え、あんな過去があった上に今の自分が居る。であれば、自分の生きていく方向性は、、、

きっと若者達に、ある意味分かり易いモノを提示していることになってしまったのだろうけれど、
どうも全体的に軽く思えてしまったのがこちらが歳を取っている所以でしょうか。

もっとも私も戦後生まれの人間ではあるのですが。

原作は小説で存在するようなので、やっぱり2時間に収めるのがツラかったのかなぁ。


P.S

この終わり方に「僕の彼女はサイボーグ」を思い出してしまってすみません。






2025年2月12日水曜日

お米のねんどの自販機

今度は、ねんどの自販機です。

お米屋さんの前にあって“お米のねんど”だそうです。

しかし、、、

# 余計なお世話ですが、、、

この自販機でどのくらい売れるのかなぁ。

でも、お米業界の未来に対する可能性の模索が感じられて、ちょっと嬉しいですね。

しかし、この最近のお米価格の上昇、、、
このねんども価格が爆上がりしてんでしょうか、、、ね。

けど、、、食べられるといいのに、、、

いや、きっと食べられるんじゃないかな。

ただ、いろいろ遊んだ後で食べるのは、きっと不衛生だろうから
あえて“食べられない”としているのじゃないか、、、と。

以上は、まったく私の推測ですが。



P.S

カビ生えないんだろうか、、、

すみません、ただの通りがかりの思い付きです。






2025年2月10日月曜日

一日一便


一日一便のバス停の時刻表であります。
しかも土日休日は、運行無し。

枠外にある注意書きがなんとも。

(8月13日~15日、12月29日~1月3日は休日ダイヤで運行します)

運行ないってことじゃん。

いやなに珍しいモノを見つけたのでパシャッ。



P.S

安心してください。
ココは市中ですので、ちょっと歩けば別のバス停がありますので。

けど、どこかの職員向けなのか、学生向けなのか、、、

一本だけでも運行しようとするその理由が知りたいものです。




2025年2月8日土曜日

MALIGNANT

ジャンルはホラーとのことだったけれど、
ドンデン返し的な作品ということで評判であれば、 やっぱ怖いモノ見たさで頑張りました。

# あ~やっぱネタバレ厳禁なんだろな。

恐さは、そんなにありません。
気持ち悪い場面もありますが、なんとか乗り越えられます。

# でもR18+指定なんですね。

しかし、見ていながらいろいろツッコみたくなる。

ホラー特有の夜や暗いシーンが多い。
「とりあえず電気つけよっか。」と何回つぶやいたか。

アクションもなかなかでした。

なるほど、そういうことだったのね、と結末を知ってしまうと妙に納得できてしまうホラー映画で
私としては、嫌いなホラージャンルでしたが充分楽しめました。

おススメか?と聞かれると困りますが、ホラー入門編としては良い作品ではないでしょうか。

私は、観てよかったです。



P.S

寝るにはまだ時間があるから、何か楽しいドラマでもサクッて見て寝ようかと思います。

あと引いて妙な夢を見ないように、、、。







2025年2月6日木曜日

ダイアリー

定年過ぎて、やっぱ日々の記録を残しておこうと。

それから3年が経ちました。

簡単な一日の行動のメモ程度ですが、とりあえず毎日欠かさず続いています。

とても雑な字でとても他人様には見せられませんが、まぁ自分だけのものですから。

いつまで続けられるかなぁ。

書かなくなった時が、、、きっとヤバい事態だ、、、な。




P.S

で、この写真は、来年の為の記録で。

文具店で買う時に、今まで使っていない表紙の色を選ぼうと思うのですが、

今年も買う時にたった3冊なのにその色を思い出せずに迷ってしまった為。

けど、、、もう既に、、、ヤバいのか?私の脳。




2025年2月4日火曜日

カラスの巣監視中

歩いている時にフト見つけた。

何かの広告?上を見ても何もなさそう。

思わず帰ってきてググったら、、、

注意喚起の為のものだったのですね。

誰が取り付けているものなのでしょうか?行政?

私の母の古いマンションも上の階の住人が不在でベランダが鳩の住居化してしまっている。

上から頻繁に羽が降ってきて、、、誰かなんとかして欲しいなぁ。



P.S

なので、イヤでも身に付いた知識として

鳩は、一度の産む卵は2個までで、、、確かに偶数羽ずつ増えていったな。

先日、マンションを地上から見上げて、ベランダにとまっている数を数えたら、、、10羽だった。

で最大の問題は、、、ひとつの巣で、何羽まで巣立つの?無限なの?

気が重いなぁ、、、。





2025年2月2日日曜日

オッペンハイマー

原子爆弾の生みの親「オッペンハイマー」の半生記であります。

米国での公開時には日本でも話題にのぼって、約半年遅れで日本公開になった時にも何かと再び話題になった。

# けど、なんか劇場で観る気が起きなかったんだよなぁ。

で、この度やっとDVDで鑑賞。

「やっぱりね」私の第一印象である。

オッペンハイマーの物語であれば、彼の人生に主軸が置かれているわけで
原爆そのものについて語られている内容は極めて少ない。

したがって、原爆の威力については少々、使われて爆発した後のことについての表現は皆無と言っていい。

被爆国日本から見たら、その後も含めた物語を期待してしまうだろうけれど、
本作は、米国目線での米国内での物語であって、
むしろ「すごいモノを作った男」と「赤狩り事件」が米国での記憶なんだろうな。

まぁオッペンハイマーも苦労したこともあろう、苦々しい思いもしたこともあったろう、
そんな半生をなんとなく知ることが出来たけれど、どうもそれだけだったな、の思い。

ある意味、日米の原爆に対する思いの差を見せつけられたような気がしてならない。



P.S

しかし、こんなんで賞を取るんだなぁ。
何故かビューティフル・マインドを思い出しました。

やっぱどうも実話系の伝記物語の映像化って、私は苦手かも。




2025年1月31日金曜日

懐メロセット

いやなに母の部屋から発掘されまして。

# ちょっと恥ずかしいな。

いわゆる「懐メロ」のカセットセットやビデオセットがいくつも。
それも殆ど新品の状態で。

まぁたまに見かける広告、気になります。
私も懐メロに懐かしさを感じたりする歳なわけで。
けど、結構高価だし、そのボリュームも必要以上に多いし。

が、母は購入に踏み切っていた。
いやぁ、太っ腹だなぁ、とつくづく。

それにしても、私もちょっと聞いてみたい見てみたいモノでもあったりもするけれど、
今となっては、メディアがテープじゃ再生する手段が、、、無念です。


P.S

母がこれらを購入した時、既にボケ始めていたのだろうか?

そんなことが気になってすみません。

ちなみに私の母は今年98歳になります。





2025年1月29日水曜日

帰ってきた「バーチャル名鉄名古屋ステーション」

いやぁ~アッパレです。

あのバーチャル名鉄名古屋ステーションが帰ってきた。

しかもバージョンアップして。

メタバース好きな私は、以前のバージョンも体験したけれど、今回とにかく嬉しいのは、そのエリアがまた大きく広がったこと。

# リアリティも進化しているとのことだけれど、
# 前回と比較ができないから、今回のを当然のように受け止めてしまって、
# その向上さがよくわからなくてすみません。

ただ、やっぱ人が少ないのがメタバースの不自然さですね。
他の人がいても、リアルさがないキャラクターだったりするのがなんとも良いのか悪いのか。

# それを言っちゃぁダメでしょ。

その辺り、実際の映像とミックスできるようになったらすごいのにな。

# であれば完全なマトリックス(映画)の再現である。

電車にも乗ってみましたよ。
すぐに降りなかったら、ドアが閉まって、列車内を貫通しましたが。(笑)

# それも面白い体験でした。

いやぁ、第3弾が楽しみだなぁ。

名鉄さん、期待してますよぉ~。



P.S

次にエリアが広がるとすれば、、、

名鉄百貨店内につながる?
それとも地上の外に出られる?

私が名鉄さんに寄せる期待は、無限大です。(笑)




2025年1月27日月曜日

かぞくいろ ーRAILWAYS わたしたちの出発ー

RAILWAYSシリーズなるものがあって、
前回観た作品にいろいろ考えさせられるものがあったので
もう一本観てみるか、と鑑賞。

物語は、若い女性が鉄道の運転士になるまでのお話である。

残念ながら私には、、、イマイチだったな。

年老いた私には、やっぱり主人公(有村架純)の若さでの動機や行動と、
それを取り巻く環境や家族関係なんかがうまく呑み込めなかったような気がする。

そもそも彼女のそこに至るまでの経緯がかなり重い。
そして、その結果として選んだ内容にリアルさが薄い。

様々な出来事にも何気にイタいキツい表現・言葉が出てきてツラかった。

もっとも小説ってそういうものだろ、と言われれば確かにそうなのだけれど、
それが私には今回素直に受け止められなかったのはなぜだろう。

なんとなく全編を貫く不自然さを先に感じてしまうのは、
脚本のせいか?キャスティングのせいか?

主人公の役者が違っていたら私の感想も変わっていただろうか?

そんな思いを持った一本でした。



P.S

ココまで来たらこの際、RAILWAYSシリーズ3部作の残りの一本も観るかぁ。

# 見る順番間違えたかな。




2025年1月25日土曜日

置かれた場所で咲きなさい


置かれた場所で咲きなさい

渡辺和子著

評判だった記憶があるので買ってみた。

# すみません、ブックオフで。

渡辺和子は、キリスト教カトリックの修道女であって2016年に89歳で亡くなっている。
父は、陸軍大将だった渡辺錠太郎で、2.26事件の際に襲撃され、目の前で撃たれ亡くなった。

修道女になった後は、若くしてノートルダム清心女子大学の学長に就任。
様々な出来事・思いを経験して、本も多数出している。その中の一冊。

本は読みやすく、短い章にまとめられている。
いい言葉だな、と思ったところに付箋を貼りながら読んでいたら、付箋で一杯になってしまった。

やさしさと愛にあふれた内容だ。

ちょっと私には眩しすぎる内容もあったけれど、人類がみんなこんな思いが持てるなら、
きっともっと地球は平和なのになぁ、などと思いながら。

タイトルについて、ひと言書いておきたいことは

「置かれた場所で咲きなさい」というのは、決してそこで諦めろという意味ではない。

そこで一生懸命生きて幸せになることは、きっと自分も回りも幸せにすることになるから。

そんな考え方のはずで。

しかし、、、思う。

こんな控えめなキリスト教の宗教観でありながら、
なぜキリスト教の国々は自己主張と競争に明け暮れているのか。

それがわからん、、、な。



P.S

しかし、その後、この本のタイトルを真正面から否定する禅僧の本も知った。

それぞれいろいろな考え方はあっていいと思う。
けれども、他を否定することは、なんだかなー、と思う。

日本の宗教って、、、だったっけか?




2025年1月23日木曜日

手作り案内板

いや、これ紹介しないわけにはいかないでしょ。

名古屋市営地下鉄中村日赤駅の構内の案内板であります。

普通のホワイトボードに手書きのイラストで。

まったく初めて訪れた私には、パッと見で理解するのにいくらか時間がかかりましたが

それ以前に、いやこれ力作でしょ。

ついいろいろ読んでしまうのが楽しいです。

しかしなぁ、せっかくだから何かでコーティングするとか、透明アクリル板を一枚置くとか、

消えない工夫もしてあげるべきだと思うんですが。

センスはともかく(?)、いやアッパレです。



P.S

「役に立ちましたよ。」

作者に伝えたいです。






2025年1月21日火曜日

フライド・グリーン・トマト

女性二人の友情の物語である。

# 現代と過去の2組の。(かな?)

見ていて心配になるほどの自由奔放でありながらも強くさわやかな(?)女性とお互いを思いあう女性カップルの半生(いやほぼ一生だな)の物語である。

# ま、あらすじは、どこかのサイトにまかせて。

いろいろな出来事にそれぞれが会う。

偏見も差別も大きかった時代だ、
楽しいこともあれば、哀しいこともあって、苦しいこともあって、

それを二人は、乗り越えてゆく。

そして現代でそれを昔話として話すおばぁちゃんとそれを聞く歳の離れた女性カップルもなかなかいい。
おばぁちゃんに感化され、活き活きと蘇ってゆくシーンも見ていて嬉しい。

世の女性たちはきっと元気がもらえる一本のような気がします。





P.S

しかし、この映画を観ながら全編に感じたことは、、、

オトコって、どうしようもないな、、、

もちろん全ての、ってわけではないですが。
なんだか残念でした。





2025年1月19日日曜日

500円玉

いやなにふと貯金箱を見たら2種類の500円玉が見つかって。
そう言えば、昔のデザインはこうだったな、と思い出すのだけれど、

# 令和バージョンもあるわけですが。

まぁ偽造防止のために変更したり、視覚障害のある方にも使いやすくしたり
きっと気がつかれないうちに硬貨もバージョンアップしてんだなぁ、とつくづく。

けど、素朴な疑問が。

偽造対策で新技術を組み込んで硬貨を作っても
古い硬貨を廃止していかないと偽造対策が活かされなくない?

とまぁこの手の考察を進めるとヤバそうなのでやめますが、

そう考えると、古い硬貨はさっさとお国に戻した方がいいのかしらん?

それはどうするのが確実か?

普通に使っちゃダメでしょ、ならATMで預金しても回り廻らない?

まぁ、そんなとりとめもないことを考えてみたり。



P.S

で、最善策が思いつかない場合は、、、

また貯金箱に戻して、私が持ち続けているのが一番確かなことなんだろうな。

などと、、、。

笑える思考の散歩です。