2021年6月28日月曜日

終わりよければすべてよし

 
もちろんシェイクスピアであります。

1998年に始まった蜷川幸雄芸術監督のもと、
シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指したものの
途中で蜷川監督死去。

その後、俳優・吉田鋼太郎がその想いを継ぎ、監督として続演。

そして、とうとうそのシリーズ最後の演目がこの

「終わりよければすべてよし」

あらすじは、ウィキペディアに任せて、、、と。
まぁ、泣ける物語ではないよね。

# という観方になってしまったので。

いわゆるシェイクスピアの「問題劇」的な想いを
実感してしまった側の人間なので、感動ってわけにはいかなかった。

けど、役者さん達の熱演は、やはり流石です。
吉田鋼太郎さんの声は、劇場内によく通りますし。

藤原くんに元気がなく感じられたのは、その役柄のせい?
もう疲れちゃったのかな?

いやなに、とにもかくにも記念すべき一作でした。

 
 
P.S

感動って物語でもなく、

# すみません、私には。

泣ける物語でもなかったような気がするのだけれど、
最後に、蜷川幸雄監督の写真が正面に掲げられた時には、
ざっくり涙腺が切れてしまった。

とにかく最後の37作完遂できたことに
天国の蜷川幸雄監督におめでとうを伝えたい。

 
AM 05:15:15